2024-2025年 市原ロータリークラブ 会長 上野 聡
Let’s Evolve with The Magic of Rotary
「ロータリーのマジックで進化しよう!」
この度、歴史と伝統ある市原ロータリークラブの61代会長を務めることになりました上野聡です。
市原ロータリークラブには、2009年4月に入会しましたので、ロータリー歴は15年目を迎えております。その間、ロータリー活動を通して、数多くの皆様と出会い、数多くの経験をさせていただきました。
それがすべてではありませんが、今の私の価値観やものの見方に影響を与えてくれたのは確かな事実であります。2023-2024年度山崎会長のスローガン「60周年を皆で感謝し、メンバー全員が新たな歴史に踏み出そう!」の基、60周年記念式典並びに記念事業を成功裏に終えた市原ロータリークラブですが、私が入会した当時と比べますと会員数、会員構成、例会場、例会数等々、その他様々に“変化”を遂げてきたと思います。
2024-2025年度も会員の皆さまと共に、先人が作り上げてきた60年の歴史を大切にしつつ、これからの時代のクラブへと更なる“進化”をはかれたらと考えております。
さて、2024-25年度国際ロータリー会長ステファニーA.アーチック氏が1月8日に発表したテーマは、The Magic of Rotary「ロータリーのマジック」です。
テーマの決定の理由は、以下の通りです。
数年前、私はドミニカ共和国で浄水器の設置を手伝っていました。浄水器の片方から汚い水が入り、反対側から透明な水が出てくるのを、二人の少年が見ていました。その水の流れを最初に止めた時のことを、私は決して忘れません。少年の一人が私の袖をつかんで、「もう一度魔法を見せて」と言ったのです。
もちろん、その浄水器が魔法なのではありません。浄水器を輸送し、設置し、受益者の方々と協力してメンテナンスを行うために、私たちは懸命に活動しました。安全な水を簡単に入手できれば自分たちの人生が変わるということを、少年たちは知っていました。私が少しでもその力になれたと知ったことで、私の人生も変わったのです。このため、私たちの年度のテーマは、「ロータリーのマジック」です。
我々ロータリアンが様々なプロジェクトを終えるたび、寄付するたび、新会員を迎えるたびに、マジック(魔法)を生み出すのだとテーマ講演で語っております。
1905年アメリカのシカゴで弁護士ポール・ハリスと彼の友人3名が、一業種一人から成る職業人の集まりとして「相互扶助と親睦を目指すクラブ」を設立したことが起源のロータリークラブは、2025年2月に120年を迎える長い歴史の中で多くの結果を残し、世界中で今も常に“進化”し歴史をつくり続けていることは、まさにThe Magic of Rotary「ロータリーのマジック」なのだと思います。
2024-25年度市原ロータリークラブのスローガンを
Let’s Evolve with The Magic of Rotary「ロータリーのマジックで進化しよう!」とします。
61代会長として磯貝元洋幹事と共に市原ロータリークラブがより良いクラブへ“進化”できるよう、微力ではありますが、努力してまいりますので、会員の皆さまのご協力をお願い申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。1年間どうぞよろしくお願いいたします。