1.点 鐘 栗原ガバナー補佐
2.ソング 君が代・奉仕の理想
3.開会挨拶 吉田正千葉港RC会長
4.IMリーダー 長島洋三P・G
5.参加クラブ 千葉南/市原/市原中央/千葉北/千葉緑/千葉港 各RC
6.基調講演 長島洋三P・G

「ロータリーよ衰退したもうことなかれ」
私はロータリーの存続を心配している。衰退の要因として外因、内因とに分けて考えると外因の1として日本経済の破産状況、何時倒産してもおかしくない日本負債は400兆円とも言われている。新世代、青少年の将来に負債を残してはならない。外因の2つ目はRCの活動がライオンズクラブの後追いではいけない。RCの活動方針が抽象的でよく分からないということもRC活動を妨げた原因でもある。RIの下部組織の脆弱化、衰退期にさしかかり会員の減少に歯止めが掛かっていない。会員数25名以下のクラブが全体の41%を越えてしまってまさに危機そのものである。内因の1は佐藤千寿氏の言葉を借りればRCは創設100年を迎えて衰退期に差し掛かっている。退会者のうち、物故、病気等高齢化による5%の退会は避けられないが更に深刻なことは3年未満の会員の退会が多いことである。その原因にRCが奉仕の心を忘れてしまっていること、ものを寄付して終わりではないこと、例会に面白さがないこともあげられる。協賛、補助、援助では若い会員の

理解は得られない。このような要因を排除してRCの存続を考えていきたい。

6.パネルディスカッション
テーマ「地域社会に貢献するロータリー活動」
進行役:上野谷拓也氏/司会:NHK千葉支局アナウンサー・小野孝二氏/パネラー:行政関係 千葉市市長公室長 藤代謙二氏/地元企業関係 古谷乳業(株)社長 古谷健一氏/全国企業関係 千葉ゼロックス(株)社長 山内 優氏/

「千葉の地力を上手に活用するにはどうするか」について先ず千葉の印象
山内:保守的で欲がない、これは他の地域にはない。千葉らしさというものもない。
古谷:首都圏に近く立地条件に恵まれ過ぎて、世の移り変わりに置去りにされる感がある。1次産品の生産だけで加工技術が劣れば儲けも少ない。人が良すぎる所もあるこの人が良すぎる所を生かしていくことも千葉らしさではないでしょうか。
藤代:豊かな自然と、近年の発展は全国でも稀な地域である。千葉らしさを作るには、10年、20年、50年かけて作っていかなければならない。人が集まるようにすることが必要、自治体間同士の競争が不可欠である。東京からの交通事情、千葉市中心街の寂れた現状も活性化の妨げではないか?センプラの再開発も課題である。最近東京回帰の傾向が出てきている、千葉の景気回復はまだまだである。行政に頼ってもだめであろう、自分たちでやるしかない、湯布院,黒川温泉に学ぶところもある、アルビレックス新潟の活躍も参考にしてはどうか。 
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