第2114回例会

市原RC　会長　津留起夫

　皆様こんにちは。本日のお客様は、市原中央ロータリー・クラブの浅野薫之さまです。どうぞごゆっくりお過ごしください。
　今月のＲＩ月間テーマは、「ロータリーの雑誌月間」です。現在のＲＩの公式雑誌は、英語版では「ＴＨＥ　ＲＯＴＡＲＩＡＮ」です。これの前身であります「ＴＨＥ　ＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＲＯＴＡＲＩＡＮ」は、初代ＲＩ事務総長チェスリー・ペリーによって１９１１年１月に創刊されており、その目的はすべてのロータリー・クラブだけでなく、すべてのロータリアンへ、創始者ポール・ハリスとペリーのメッセージを伝えることでした。それは今もなおＲＩのリーダーと世界中のロータリアンを結び付けています。
　ロータリーの初期の方針では、英語のＲＩ公式雑誌「ＴＨＥ　ＲＯＴＡＲＩＡＮ」か当時世界本部で発行されていたスペイン語の「ＲＥＶＩＳＴ　ＲＯＴＡＲＩＡ」のどちらかを購読しなければなりませんでした。今思えば英語の雑誌を講読することは、大変ご苦労があった事と思います。そのせいか「ＴＨＥ　ＮＡＴＩＯＮＡＬ　ＲＯＴＡＲＩＡＮ」の創刊後、各国に地域の雑誌が創刊され始め１９１５年にアイルランド、１９２０年から３０年にかけヨーロッパ各地で発刊されました。現在では、世界の各国で３０の地域雑誌が２３か国語で発刊され１３０か国の人々に読まれて降ります。その部数は７６６，０００部にもなります。
　では、今私たちが購読しております日本の「ロータリーの友」は、どのようにして生まれたのでしょうか。それは次のような経緯で創刊されました。１９５２年（昭和２７年）４月、日本で１地区最後の第６０地区の地区大会が開催されました。新年度の７月からは、東西に分かれて２地区になるのです。その際、これまで苦楽を共に活躍をしてきたロータリアンが、分割されてからも情報を共有化するために機関雑誌を発刊しようと企画され、多くの先輩ロータリアンがご苦労された末、１９５３年（昭和２８年）１月号が創刊されたのです。部数は３３００部でした。
　このようにして、地域雑誌はＲＩによって始められたのではなく、それぞれの国のロータリアンが独自に始めたのであります。初期の頃は、地域雑誌に対して管理、保護を目的とした規則や公式方針はＲＩにありませんでした。それどころか地域雑誌は、「ＴＨＥ　ＲＯＴＡＲＩＡＮ」のライバル誌とさえ思われていたそうです。地域雑誌を公式に認めようと、「ＲＩに承認され規定された公式雑誌を」というキャンペーンが１９７０年半ばに起こり、１９７７年のサンフランシスコの規程審議会で決議７７−６７が採択され「公式雑誌『ＴＨＥ　ＲＯＴＡＲＩＡＮ』、あるいは規定されたロータリーの地域雑誌のいずれかを講読すればよい」となりました。公式地域雑誌としてＲＩの承認を得る為には、ルールが設けられておりますが、日本の「ロータリーの友」が公式地域雑誌としてＲＩから承認されたのは、１９８０年（昭和５５年）７月号からでした。
　私たちの「ロータリーの友」は、このような歴史をもって創刊されましたのです。しかし残念なことに定款には、「ロータリーの友」と言う文言はなく「地域的なロータリー雑誌」となっております。ぜひとも「ＲＩ公式地域雑誌『ロータリーの友』」と「ロータリーの友」と言う文言を入れたいものです。

雑誌委員会　始関会員

●赤星会員
学校を辞めてしまう高校生に一体なぜだか聞いてみた。「学校が合わなかったから」との返事に驚き、こういう今こそ「新教育基本法」が動く時代だなというのを感じた。
インターネット・メールなどの普及により、目と目を合わせて会話する機会が減った。
コミュニケーション・意思の疎通の足り無さが、人間をスポイルするのではないか？
とにかく会話というのは大切だと感じます。
最近では企業が問題を起こすと、とにかくマスコミが騒ぎ、すべてを破壊してしまうようで、このことが最近気になっております。

前々回確定　　　 ％　本日出席者　　37名
本日欠席者　　11名　本日出席率　77.1％