2006/2007 WEEKLY BULLETIN

2007年2月21日

第2109回例会

●SAA(司会) 小川会員 / ●会報担当 檜垣会員

点鐘 市原RC会長  津留 起夫
ソング それでこそロータリー
お客様 日本経済新聞千葉支局 小松  潔様
会長挨拶

市原RC会長 津留起夫市原RC会長 津留起夫

 皆様こんにちは。本日のお客様は、日経新聞千葉支局長小松 潔様です。本日の卓話をお願いしております。
 先週は、千葉北RCホストでIMが開催されました。テーマは「クラブの活性化」です。サブテーマが設定され、1)出席率を向上させるには。2)会員間の年齢差をどの様にして克服するか。3)欠席がちの会員をどの様にしてフォローするか。4)会員の家族の参加を促す方法。5)例会を充実させる方法。の5項目でした。どの項目についてもどこのクラブでもある悩ましい問題でもあります。IM小冊子巻頭に白鳥ガナバーの挨拶文があります。一部紹介します。{ここ十数年来、「量から質へ」「均一から多様へ」「『真面目で素直』から『主張する個性派』」というように世の中は大きく変わってきています。だからこそ、私たちはロータリーの使命を自覚し、温故知新に則った改革が不可欠となります。改革とは、従来のものを壊して新しいものにするという考えがもっぱらですが、従来のシステムの中から良いものを選び出し、その効力を最大にするのも改革であります。この方法はクラブの中に既に文化として根付いているので、成功の可能性が大きいことが特徴であります。まさに、CLPの採用がそのものであります。}私たちは、CLPが悩ましい問題すべてを解決するものではありませんが、「改革」とまでは行きませんが「改善」をしなければなりません。ロータリー・クラブの理念は一つです。しかしながら、その実会員の思いは千差万別で多様であるはずです。会員の思いの方向が単一であるならば活性はありません。多様で千差万別であればこそ活性化されるのです。改革とは、すっぱりと速やかに変えることです。しかし多様であるが故に、「だんだんと変えていく事を良しとする層」、「すぱっと変えなければと思う層」に分かれますが、IMリーダーの杉木PGがお話になった「長期欠席者はすぱっと辞めてもらいなさい」とおっしゃるのは案外的を外していないと思います。量より質だとなんだか物品生産の様に聞こえてきますが、「例会の場は人づくりの場」と言うのであれば、不良会員を優良会員に育てる手立てを尽くすべきであります。縦糸の例会と会員個人同士の遊びを通した親睦を横糸にしてこそ活性化が生まれ、更に斜めの糸として奉仕の実践が編み上げられるロータリーを目指すべきであります。最後になりましたが、当日のテーブル発表者、山本さん、篠田さん。大変立派な発表で市原ロータリー・クラブとして誇らしく思いました。お疲れ様でした。

幹事報告 ●ロータリー囲碁同好会 韓国にて開催 4月18日 (金)
●次年度国際ロータリー年次大会 日本人朝食会のお知らせ 6月17日 (日)
●長田会員の住所変更のお知らせ 市原市姉崎海岸42
●ロータリー情報マニュアルが出版されました 1冊2000円
本日の
プログラム

クラシック、もうひとつの楽しみ方
―オーケストラと指揮者の愛憎物語―

日本経済新聞千葉支局 小松  潔様

クラシックとトレンド
最近のクラシックブームは何を意味する?
のだめ現象/クラシック歌手がオリコン1位(秋川雅史「千の風になって」)
→95年「アダージョ・カラヤン」、02年「小澤のニューイヤーコンサート」人気との共通性

オーケストラを組織としてみる
オケのプレーイングマネージャー、コンサートマスターとは
ベルリン・フィルの安永徹氏が語る3つの役割
楽員のミスをカバーする
指揮者のミスをカバーする
最高の技量を保ち、見せつける

カラヤンオタクとアンチ・カラヤン派
前任フルトヴェングラーとの確執、差別化/60年代から70年代のカラヤン帝国/売ったレコード1億枚/89年7月カラヤン死去、11月ベルリンの壁崩壊/独裁を嫌ったアバド/マエストロと日本人

第9物語
バイロイトの第9/シューベルト「遺作」(ベーム指揮シュターツカペレ・ドレスデン)/ブルックナーの未完成交響曲(ヴァント指揮ベルリン・フィル、ジュリーニ指揮ウィーン・フィル)/第9を恐れたマーラー(バーンスタインVSカラヤン)

オペラは何を聴くか
イナバウアーと「トゥーランドット」/三島由紀夫は「カルメン」/ヴェルディー「アイーダ」とヤマハ/ワーグナーと小泉前首相/モツレク、R・シュトラウスの「4つの最後の歌」

出席報告

前々回確定 81.3% 本日出席者  43名
本日欠席者   5名 本日出席率  89.6%

点鐘

市原RC会長 津留起夫