クラシック、もうひとつの楽しみ方
―オーケストラと指揮者の愛憎物語―
日本経済新聞千葉支局 小松 潔様
クラシックとトレンド
最近のクラシックブームは何を意味する?
のだめ現象/クラシック歌手がオリコン1位(秋川雅史「千の風になって」)
→95年「アダージョ・カラヤン」、02年「小澤のニューイヤーコンサート」人気との共通性
オーケストラを組織としてみる
オケのプレーイングマネージャー、コンサートマスターとは
ベルリン・フィルの安永徹氏が語る3つの役割
楽員のミスをカバーする
指揮者のミスをカバーする
最高の技量を保ち、見せつける
カラヤンオタクとアンチ・カラヤン派
前任フルトヴェングラーとの確執、差別化/60年代から70年代のカラヤン帝国/売ったレコード1億枚/89年7月カラヤン死去、11月ベルリンの壁崩壊/独裁を嫌ったアバド/マエストロと日本人
第9物語
バイロイトの第9/シューベルト「遺作」(ベーム指揮シュターツカペレ・ドレスデン)/ブルックナーの未完成交響曲(ヴァント指揮ベルリン・フィル、ジュリーニ指揮ウィーン・フィル)/第9を恐れたマーラー(バーンスタインVSカラヤン)
オペラは何を聴くか
イナバウアーと「トゥーランドット」/三島由紀夫は「カルメン」/ヴェルディー「アイーダ」とヤマハ/ワーグナーと小泉前首相/モツレク、R・シュトラウスの「4つの最後の歌」
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