2006/2007 WEEKLY BULLETIN

2007年1月10日

第2103回例会

●SAA(司会) 小川会員 / ●会報担当 綾部会員

点鐘 市原RC会長  津留 起夫
ソング 我等の生業
お客様 なし
会長挨拶

市原RC会長 津留起夫市原RC会長 津留起夫

 皆様、明けましておめでとうございます。七草も過ぎましたが、飲みすぎ食べ過ぎのお体を大切にしてください。今年の干支は亥年です。ニュースによりますと、過去の事例から天変地異が多い年だそうです。
 今回の景気が、いざなぎ景気を上回ったとの事です。しかし、一部の人を除いてその実感を持てる人はあまりいません。年間成長率が10%と今回の平均成長率2%の違いがそうさせているのだと思います。景気回復の主だった要因を三点あげてみますと次のようになります。1.中国・米国向けの輸出が好調である。2.金融政策で日銀は、低金利政策・量的緩和を行った。3.為替レートで円が円安になっている。まだ、完全にデフレから抜け出してはおりませんが、1.米国を中心とした相互依存の世界経済の仕組みが継続する。大きく輸出が減少しない。2.金融政策では、利上げが1%にも満たない。それほど影響はない。3.安倍政権が経済成長率を上げる政策をとる。以上の3点からデフレにまた戻ることはないと思われます。消費者にとって物価が下がることは生活がしやすくなる訳ですが、経済成長の必要性から見ると物の値段が下がることは正常ではないと思います。‘83年からの消費者物価指数の推移を見ますと、米国では年間平均約3%の上昇が続いておりますが、日本では1%で上がっていたものが、’97年から0.2%で下がり続けて、デフレ状態になった訳であります。世界的に見て、この10年間で全体の物価が下がったのは日本だけです。その間、ある統計によりますと日本人が失った富の総額は、仮に‘97から2%の成長をしたと仮定して現在との間に名目GDPで105兆円の差が出来き、’97年からの累積で603兆円になるようです。これからしても、デフレを止めることがいかに大切であるかがわかります。国の財政赤字、消費税引上げ、社会保障費の削減、失業率の上昇、ニートの問題、所得格差の問題、これらはデフレとともに起こってきたことは、すでに皆様周知のことと思います。
 さて、先日TV番組で「世界の車窓から」を見ておりました。直線のレールが地平線のかなたに消えて行く映像がありました。人の心の葛藤を俯瞰すれば、対立する左右二本のレールの間を心はそのどちらかに決めかねて振り子のように行ったり戻ったりしておます。「職業奉仕と社会奉仕の優先はどちらにあるのか」などの二律背反議論は、自分なりの葛藤を振り返ってみると、まさにそのレール間に揺れている自分を発見するわけであります。しかし、その時点で、はるか地平線を見ると明らかにレールは遠くでは融合している訳です。正確には融合しないのですが、そのはるか彼方の融合が「奉仕の理想」だと思っております。あと半期皆様のご協力なくしてありえません。どうぞ宜しくお願いいたします。
(一部経済DATAはドイツ証券より)

幹事報告

1.2/14日のIMについては全員登録とし、会費2000円はクラブ負担です。
2.川内会員が12月末日で退会しました。
3.若鷲旗争奪剣道大会は今年も応援いたします。
4.1/13日:長田会員の会社の新社屋完成披露にはクラブ会員の方の参会を御願いしたい。

委員会報告 ●千葉社会奉仕委員長
市原ボランティア清掃活動は1/27 9時から10時行われます。
本年度スローガン「ポイ捨て防止」の下に行われます。
場所は、平成通り、JR八幡宿駅前、白金通り、国道16号 にて活動を行います。
参加希望の方は1/15までに千葉までご連絡下さい。
LYRAに関しては2/22.23.24に開催され協友工業より2名が参加します。
メイン
テーマ
年男放談

山田守会員1.山田守会員

 「若い人たち、ちょっと手伝ってくれませんか」と誰かがいっているのが聞こえますと、僕のことかなと思って、今でも真っ先に飛んでいきたくなります。その若さと健康を保つため、毎日トレーニングをしていますし、今後も変わることはありませんが、これからは、それを維持しつつ更に、「楽しい人生、美しい人生を送りたい」ということを加えることにしました。
 私にとってロータリーは毎日の生活、或いは人生の基盤をなすものであります。ロータリーは原則として週一回ですが、ロータリーが楽しければ毎日が楽しく、不愉快であれば、ロータリーのない日も楽しくありません。「ロータリーライフを楽しくする」ということは、「例会のプログラムを楽しいものにする」ということと少し意味が違いますが、「楽しいロータリーライフを送れるようにしたい』ということが今年の第一の課題であります。そのためにはどうしたらよいかということを、考えていきたいと思いますし、皆さんのお力添えも頂きたいと思います。
 ところで、「ロータリーとは何か」。(私はガバナーではありませんので、大きなことは言えませんが……。)ロータリーは、ゴミを拾ったり、記念樹を植えたり、或いは施設に寄付をする団体ではありませんし、生活に余裕が出来たからロータリーに入って寄付をしようとか、ましていわんや、これは、或るパストガバナーの言葉ですが、支払いの残っているのに米山功労者やポールハリスフェローになろうなんてとんでもないことであります。ロータリーは、日ごろの行ないや、仕事を通して世の中を少しでも良くしたいと思う人たちが集まって出来たクラブであります。そしてもうひとつの利点は、ロータリーの中で「生涯付き合える友達」を見つけることが出来るということであります。これは大変重要なことであり、これこそが「ロータリーライフを楽しくする」基本であると思います。クラブによってはこのことを「新会員の入会条件」にしているところもあるそうです
 ドッグレッグのロングホールで、漸くピンが見え始めましたが、残りの距離がまだ判りません。あと5年なのか、10年なのか、しかし、ピンがはっきり見えるのは確かですので、残りの人生を精一杯楽しく生きるため、ともかく『楽しいロータリーライフを送りたい』。ただそれだけであります。それが私の「美しい人生」でもあります。(安部総理の美しい国は大嫌いです。)年男の放談ということで、纏まりませんでしたが、一言、ロータリーヘの思いをお話させていただきました。ありがとうございました。


佐藤 勇2.年男放談  佐藤 勇

 私は7回目の年男 84才になりました。関東大震災の年に生まれ、亥年は猪突猛進と言われます、今年の運勢は易断では真っ黒簟です。今年は書き初めに『清簟疎簾対碁局』と書きました、そして亥年には自重すべきと考え『自重・自戒』を色紙にし、一年を無事に過ごしたいと思います。眼も大丈夫です、もう1、2年は生きたいと思います。市原RCの発展を祈ります。





佐藤政雄

3.年男放談  佐藤政雄

 私も7回目、84才です。
年を取ると物事に拘らなくなり、人生が楽になる。昨年は、右足変形症を病み、今年は人工関節を入れて、新しい足で歩いて行きたいと思っています。身体の続く限りRCで楽しみたいと思います。





篠田会員4.篠田会員

 明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
7月にこの場所で新入会卓話をさせていただき、緊張していた事をつい昨日の様に思い出しました。本日、年男放談と言う事で今の自分の気構えを話しさせて頂きます。
 今年は亥年、イノシシは『猪突猛進』と言うように、曲がらずひたすら突き進むという意味があるようですが、確かに、その通り、猪突猛進です。今の自分は、起業してから組織の長となり仕事の内容は『経営』の要素が大きく、サラリーマンの時は何事も、所属組織の中で与えられた仕事を自分でする立場から、今は目々営業、仕事を人にさせる立場になった。これが大変で、毎日いろいろな事が起きる。その大半は苦労が多く、人にさせるなら自分で・・・そうすれば楽だ。と言う気持ちと、いや、今は時間が掛かっても本人は頑張っているその結果を待つ。それが本人の為、会社の為、如いては自分の為に。と言うような葛藤の日々です。
 それもその筈、私はまだまだ青二才。今は買ってでも苦労しろ。と言うように苦労し自分を磨き、一生懸命に働きます。その結果はまだ分かりませんが、先輩達が36歳の年男時には何を考え、何を目指していたか、勉強させて下さい。後を追いかけいい所を吸収し育っていきたいです。そして次の年男には年相応に、そのまた次の年男の時には、私の名前『美幸』の様に美しい心を持ち、幸せな人生が送れたと思える様にします
 昨今、地球温暖化等の自然現象や経済・社会にも激動の波がやってくることを心得てそれに備える心を持ちつつ十二支最後のイノシシ年に生まれた様に『終わりよければすべて善し』を目指します。今年も宜しくお願い致します。


浜田国義5.年男放談  浜田国義

 放談とは一寸違いますが、私は、市内の某中学校の「学校評議員」というものをやっていて、学校に多少係わっているのでこの機会に今の中学校の生々しい一面についてお話いたします。
 先だって、この学校の1年から3年まで20クラスをサツト見て周りまし
たが、はっきり言えることは、1年生はどの教室でも生徒の目が輝いていて授業も盛り上がっている。これが、上級生になるとだんだん醒めて来て3年の教室では30人中5人は、教科書を開くでもなぐポット座っている。下を向いて居眠りをして居る生徒、机の上に何も出してない生徒もいる。30人中5人とすると15%です。所謂落ちこぼれです。彼らは、毎日分からない授業を受けて時間を無駄にしています。この学校は市内の代表的な中学ですから深刻です。
 どうしてこうなるかの分析も欠かせませんが、とりあえずは、私は学力別にクラスを分けて「落ちこぼれた者」には基礎から丁寧に教え直してはどうか、と校長さんに勧めていますが、校長さんはそれは「父兄が反対で難しい」と言う。つまりクラス分けは「差別教育」になると言うことらしい。理解できない授業を無理やりに受けさせる方がよほどあってはならないことだが、こんな曲がった平等論」がまかり通っているようです。学力問題のほかに「情操教育」の問題があります。他人への挨拶、感謝、謝罪思いやりの心などは、犬の教育と同じで幼児の時から親が厳しく躾けないと身に付かないわけですが、学校に「うちの子は躾けてないので宜しくお願いします」などと平気で言うそうです。よく「今の子は悪い」などといいますが、問題は親の方。かと言って今更親の教育もできないので、これはどうしたらよいか、ここにも深刻な問題があるようです。
 今の青少年の「規範意識」の問題もありますが、こちらは時間の関係で省きます。いずれにせよ、阿部首相の「教育再生一今の日本は教育が最大の問題一と言う問題意識に共感をおぼえます。
ご静聴有難う御座いました。

ニコニコ・
ソーリー

●三木会員
 賀状を差し上げなかった方々にこのニコニコをもって賀詞とさせていただきます。
●檜垣会員
 三木さんと同じです。
●千葉会員
 新年おめでとうございます。皆様からは賀状有り難うございます。
 私、年賀状は印刷したのですが表書きを書く暇が無く未だ手元にあります。
 怠慢、無礼をお許し下さい。
●白鳥ガバナー
 昨年は世話になり有り難うございました。本年もよろしく御願いします。
●常泉健一会員
 今年度いよいよ80才になります。よろしくご指導下さい。

出席報告

前々回確定 87.8%  本日出席者  39名
本日欠席者  10名 本日出席率 79.6%

  会長 野田RCより50周年記念誌が届いています。
点鐘

市原RC会長 津留起夫