1.山田守会員
「若い人たち、ちょっと手伝ってくれませんか」と誰かがいっているのが聞こえますと、僕のことかなと思って、今でも真っ先に飛んでいきたくなります。その若さと健康を保つため、毎日トレーニングをしていますし、今後も変わることはありませんが、これからは、それを維持しつつ更に、「楽しい人生、美しい人生を送りたい」ということを加えることにしました。
私にとってロータリーは毎日の生活、或いは人生の基盤をなすものであります。ロータリーは原則として週一回ですが、ロータリーが楽しければ毎日が楽しく、不愉快であれば、ロータリーのない日も楽しくありません。「ロータリーライフを楽しくする」ということは、「例会のプログラムを楽しいものにする」ということと少し意味が違いますが、「楽しいロータリーライフを送れるようにしたい』ということが今年の第一の課題であります。そのためにはどうしたらよいかということを、考えていきたいと思いますし、皆さんのお力添えも頂きたいと思います。
ところで、「ロータリーとは何か」。(私はガバナーではありませんので、大きなことは言えませんが……。)ロータリーは、ゴミを拾ったり、記念樹を植えたり、或いは施設に寄付をする団体ではありませんし、生活に余裕が出来たからロータリーに入って寄付をしようとか、ましていわんや、これは、或るパストガバナーの言葉ですが、支払いの残っているのに米山功労者やポールハリスフェローになろうなんてとんでもないことであります。ロータリーは、日ごろの行ないや、仕事を通して世の中を少しでも良くしたいと思う人たちが集まって出来たクラブであります。そしてもうひとつの利点は、ロータリーの中で「生涯付き合える友達」を見つけることが出来るということであります。これは大変重要なことであり、これこそが「ロータリーライフを楽しくする」基本であると思います。クラブによってはこのことを「新会員の入会条件」にしているところもあるそうです
ドッグレッグのロングホールで、漸くピンが見え始めましたが、残りの距離がまだ判りません。あと5年なのか、10年なのか、しかし、ピンがはっきり見えるのは確かですので、残りの人生を精一杯楽しく生きるため、ともかく『楽しいロータリーライフを送りたい』。ただそれだけであります。それが私の「美しい人生」でもあります。(安部総理の美しい国は大嫌いです。)年男の放談ということで、纏まりませんでしたが、一言、ロータリーヘの思いをお話させていただきました。ありがとうございました。
2.年男放談 佐藤 勇
私は7回目の年男 84才になりました。関東大震災の年に生まれ、亥年は猪突猛進と言われます、今年の運勢は易断では真っ黒簟です。今年は書き初めに『清簟疎簾対碁局』と書きました、そして亥年には自重すべきと考え『自重・自戒』を色紙にし、一年を無事に過ごしたいと思います。眼も大丈夫です、もう1、2年は生きたいと思います。市原RCの発展を祈ります。
3.年男放談 佐藤政雄
私も7回目、84才です。
年を取ると物事に拘らなくなり、人生が楽になる。昨年は、右足変形症を病み、今年は人工関節を入れて、新しい足で歩いて行きたいと思っています。身体の続く限りRCで楽しみたいと思います。
4.篠田会員
明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します。
7月にこの場所で新入会卓話をさせていただき、緊張していた事をつい昨日の様に思い出しました。本日、年男放談と言う事で今の自分の気構えを話しさせて頂きます。
今年は亥年、イノシシは『猪突猛進』と言うように、曲がらずひたすら突き進むという意味があるようですが、確かに、その通り、猪突猛進です。今の自分は、起業してから組織の長となり仕事の内容は『経営』の要素が大きく、サラリーマンの時は何事も、所属組織の中で与えられた仕事を自分でする立場から、今は目々営業、仕事を人にさせる立場になった。これが大変で、毎日いろいろな事が起きる。その大半は苦労が多く、人にさせるなら自分で・・・そうすれば楽だ。と言う気持ちと、いや、今は時間が掛かっても本人は頑張っているその結果を待つ。それが本人の為、会社の為、如いては自分の為に。と言うような葛藤の日々です。
それもその筈、私はまだまだ青二才。今は買ってでも苦労しろ。と言うように苦労し自分を磨き、一生懸命に働きます。その結果はまだ分かりませんが、先輩達が36歳の年男時には何を考え、何を目指していたか、勉強させて下さい。後を追いかけいい所を吸収し育っていきたいです。そして次の年男には年相応に、そのまた次の年男の時には、私の名前『美幸』の様に美しい心を持ち、幸せな人生が送れたと思える様にします
昨今、地球温暖化等の自然現象や経済・社会にも激動の波がやってくることを心得てそれに備える心を持ちつつ十二支最後のイノシシ年に生まれた様に『終わりよければすべて善し』を目指します。今年も宜しくお願い致します。
5.年男放談 浜田国義
放談とは一寸違いますが、私は、市内の某中学校の「学校評議員」というものをやっていて、学校に多少係わっているのでこの機会に今の中学校の生々しい一面についてお話いたします。
先だって、この学校の1年から3年まで20クラスをサツト見て周りまし
たが、はっきり言えることは、1年生はどの教室でも生徒の目が輝いていて授業も盛り上がっている。これが、上級生になるとだんだん醒めて来て3年の教室では30人中5人は、教科書を開くでもなぐポット座っている。下を向いて居眠りをして居る生徒、机の上に何も出してない生徒もいる。30人中5人とすると15%です。所謂落ちこぼれです。彼らは、毎日分からない授業を受けて時間を無駄にしています。この学校は市内の代表的な中学ですから深刻です。
どうしてこうなるかの分析も欠かせませんが、とりあえずは、私は学力別にクラスを分けて「落ちこぼれた者」には基礎から丁寧に教え直してはどうか、と校長さんに勧めていますが、校長さんはそれは「父兄が反対で難しい」と言う。つまりクラス分けは「差別教育」になると言うことらしい。理解できない授業を無理やりに受けさせる方がよほどあってはならないことだが、こんな曲がった平等論」がまかり通っているようです。学力問題のほかに「情操教育」の問題があります。他人への挨拶、感謝、謝罪思いやりの心などは、犬の教育と同じで幼児の時から親が厳しく躾けないと身に付かないわけですが、学校に「うちの子は躾けてないので宜しくお願いします」などと平気で言うそうです。よく「今の子は悪い」などといいますが、問題は親の方。かと言って今更親の教育もできないので、これはどうしたらよいか、ここにも深刻な問題があるようです。
今の青少年の「規範意識」の問題もありますが、こちらは時間の関係で省きます。いずれにせよ、阿部首相の「教育再生一今の日本は教育が最大の問題一と言う問題意識に共感をおぼえます。
ご静聴有難う御座いました。
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