「これであなたの下手の壁は破れる。だれでも250ヤード飛ばせる。」
天才教授 田原紘プロ 1942年東京生まれ。
立教大学卒業後、伊藤忠自動車入社。
25歳で初めてクラブを握る。1年2ヶ月でシングルになる。
26歳で脱サラ。31歳でプロに合格。
主な戦績:79年KBCオーガスタ2位。96年全豪シニアオープン優勝。
欧州シニアツアーの優先資格を獲得、98年〜00年参戦。
99年東北プロシニアオープン優勝。
アマチュアの指導に力を注ぐ。87年レッスン・オブ・ザ・イヤー獲得。
XXIO(ゼクシオ)契約プロ。
50歳以上のアマチュアゴルファーを対象とした「猛特訓ゴルフ塾」を
千葉にて開講中。
群馬CCスーパーアドバイザーとして30年以上指導。
NPO法人・エバーグリーンゴルフプロジェクトのキャプテン理事。 40数年ぶりに「日の丸」「君が代」に感動しました。今日はなんだか金メダルを取ったような気分です(笑)
タイトルにある「250ヤード〜」なんていうのは嘘、これは売りたいがためのセリフです。
実は私の娘はずっとバスケをやっていましたが、突然プロゴルファーになりたいと言い出しました。
私はダメだと言いましたが、どうしてもと言うので家族で相談した結果、雪の降らない千葉の木更津に引越して本格的に始めることになりました。そして3年半経ちましたが、2年半の時点でハンデ0.9になりました。私自身の話をすると、既に結婚してるヤツなんて絶対にプロになんてなれないと言われていました。
皆さん、ゴルフが上達したいと思ってるでしょうが、絶対にやってはいけないこと=プロとは逆のこと、をやってる方がほとんどです。ゴルフは「ダウンスイングの時に、両手よりクラブヘッドが上にあること。」これだけのことなんです。 私の「背面打ち」という打法は、オークランドの全米オープンの時に、アメリカのゴルフ雑誌をたまたま読んでいたら載っていたものです。この打法のメリットは、スライスが直って、ボールが飛ぶようになることです。
朝のラジオでのゴルフ番組で「お年寄りにゴルフを教えてあげたい」ということを言いましたが、50〜60歳台の方のゴルフスイングは直りません。ゴルフはクラブを上から下に振るだけなんですがなかなか理解できない。でも私のレッスンは飛ばすようになるのだけは自信があります。
ゼクシオの開発プロもやってますが、今のゴルフはシャフトを軽くして(50グラム以下)それに合わせたボールを使うだけで飛びます。実は「下手な人でも飛ぶようなクラブを作ればいい」と提案したのは私です。それまではプロが打って試していましたが、今ではコンピュータに蓄積されたデータだけでクラブが作られています。
ゴルフではどんな雑誌を見てもある共通点があります。それが「左サイドのリード」です。
必ずクラブは上にあって、左腕が突っ張らない。これは尾崎建夫が一番うまいでしょう。
最後に「背面打ちでバックスイングをとる」これをやってみてください。
もうひとつ重要な話があるんですが、これを教えてしまうと講演のネタがなくなるので、また私を呼んでください(笑)
「手は上から下」これだけのことを40年かけて理解しました。背面打ちを覚えて初めて、昔の師匠が教えてくれた話がわかったぐらいです。今、エバーグリーンゴルフプロジェクトというNPO法人をやってます。もし、今日のお話がお役にたって、また分からない点などありましたらFAXを頂ければお答えします。
本日は素晴らしい会にお招きを頂きありがとうございました。
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