2006年6月7日
第2075回例会
SAA(司会) 尾中会員
会報担当   伊藤会員

   例会場  ℡ 0436-23-1211 〒290-0026 千葉県市原市五井5584-1五井GH
   事務局  ℡ 0436-40-8900 〒290-0062 千葉県市原市八幡1073
        Mail Address:info@ichihara-rc.com
      会長  加藤 利夫     副会長  津留 起夫
      幹事  千葉 精春      副幹事  西村 美和子


  市原RC会長 加藤利夫
      
  君が代 奉仕の理想

 なし
  

  市原RC会長 加藤利夫
  


ロータリー手帳の必要な方はお持ちください。


        誕 生・・・・・小池会員・山田会員・斉藤(栄)会員・尾中会員
        結 婚・・・・・始関会員・伊藤会員・泉水会員




雑誌委員会  浜田会員
         
ロータリーの友6月号 ヨコ組1ページ、RI会長メッセージ。
ヨコ組5ページ~魅力的なロータリークラブとは。
ヨコ組み19ページ~地区大会の略報。
タテ組22ページ~ロータリーアットワークなど
各地でのRCの活動が多く掲載されています。




津留会長エレクト



「地区協議会出席報告」

 さる5月20日(土)10:00より本会議が幕張メッセ国際会議場で開催され、続く各部会が同所及びホテルニューオータニ幕張で行われました。地区幹事をはじめ当クラブの会員の皆様、事前開場設営や当日運営の大活躍、大変お疲れ様でした。
 10:00に点鐘がなされやがて白鳥エレクトのスピーチが始まりました。「決意を新たにして:ロータリーから多くを学び、率先して実践しよう」と題したお話がされました。冒頭「お互いにロータリーの善意と好意を持って微笑みを絶やさず、自分自身のために、家族のために、地域のために、世界のために、良きロータリークラブのために、良きロータリアンになろうと決意を新たにして立ち上がろうではありませんか」と熱く出席者に語りかけ会場全体がその熱意に引き込まれました。
「第一に他より重要な責任と任務に携わる会員はいても他より重要な会員は存在しない」
「第二に超我の奉仕はクラブの外だけでなくクラブの内においても心すること」
「第三に今の無節操な競争社会にあって心の涵養こそ肝心でありロータリーの存在価値はそこにある。」新たに年度を預かる役目の一員として身のしまる思いでた。
 まさにこの事態にしてこのガバナーの出現であります。ここ数年の会員数減少・クラブの廃止等凋落を象徴する現象が起こっています。当然白鳥GEご自身痛いほどの危機感を感じておられるのです。その一端がこのスピーチに満ち溢れております。クラブを構成する会員のみなさん、この熱意にこたえましょう。熱意には熱意しかありません。会員が燃えれば、クラブが熱くなる。熱くなれば仲間も増えるのです。
 さて、セレモニーが済み各部会が午後より始まりなした。私は会長部会に出席をしました。地区予算が審議され承認されました。長島PGの「ロータリーよ衰退したもうこと勿れ」と題するスピーチがありました。過去何回か拝聴しましたがその中でもRI批判のところが好きです。また、黒田PGからガバナー事務所固定化につき経過報告がありました。アンケートの結果反対多数ですが保留も多数との事です。エレクト事務所経費の自己負担部分やガバナー事務所経費の軽減、ガバナーとエレクトの引継ぎ業務等を考えれば固定かも考えなければならない時期に来ているのでしょう。しかしながら、設置場所は、JR駅歩いて3分のところにしていただきたい。

白鳥ガバナーエレクトの挨拶

◆ 白鳥GEの新年度に掛ける意気込みを知っていただく意味で、地区協議会の白鳥GE挨拶文を掲載します◆

決意を新たにして
-ロータリーから多くを学び、率先して実践しよう-

 第2790地区ロータリアンの皆さま、本年度一年、お互いにロータリーの善意と好意(good will)を持って微笑を絶やさず、自分自身のために、家族のために、地域のために、世界のために、良きロータリークラブのために、良きロータリアンになろうと決意を新たにして立ち上がろうではありませんか。
 先輩ロータリアンたちが、立ちはだかった壁を苦悩しつつも乗り越えてきた不屈のロータリー精神「シカゴ魂」を今ここに再現しようではありませんか。
 ロータリーの歴史と先輩ロータリアンの珠玉の言葉からは多くを学びとることが出来ます。そして苦難に打ち勝つ勇気と守るべき原則と方法を教えてくれます。
 第一にロータリーには他の会員より偉い会員はただの一人も存在しないこと、他より重要な責任と任務に携わる会員はいても、他より重要な会員はいないことであります。ロータリーにおいては、皆同じ立場になり、裃を脱いで童心になり、相和する中に自然と身に付いていく徳があります。これがロータリーにおける人格形成の源であること。そして、この徳を積んだ人達のほとばしる情熱が、社会奉仕に、国際奉仕にと転嫁されていくことを教えています。
 第二にロータリーテーマである「超我の奉仕」はクラブ外においてのみ発揮されるものではありません。まずクラブ内において十分に心しなければなりません。しかし、人を「思いやる心」は人間の本能ではないから、訓練によって身に付けなければなりません。例会がその訓練の場であります。例会で仲間のロータリアンと接するなかで自分自身を向上させようと努めます。その訓練をしようという意識が高まれば高まるほど高度な道徳や深い洞察力が身に付いてまいります。
また、例会は心を癒すオアシスのような休息の場所でもあります。例会は大切であり、仲間の集う
潤いのある場所でもあります。だから皆でそのような場所にするように努めることが肝心となります。
 それには会員同士の信頼関係を生むことが必要であります。ここでも一口に「フェアーであれ」「協調せよ」「ためになれ」と言っても、簡単に出来ることではありません。相手と上手くやっていくには、自分も我慢する覚悟がいるのです。やはり我慢する訓練が必要となります。
 結局、人は幾つになってもこの訓練から開放されることはありません。自分の欲望をコントロールする訓練が、この世に秩序と安らぎをもたらします。訓練された心を家庭で、実社会で発揮したならば、素晴らしい社会を自分の周辺に作りだすことが出来ます。これが奉仕の基本であることを教えています。
 第三に市場原理主義にたつ競争社会では、効率化、合理化が追求されるあまり、生活面でも、教育面でも人としての基本的な心の面の強化・向上がおろそかとなり、弱肉強食の世界が繰り広げられています。かくして金銭至上主義、物質主義が跋扈し、正義感、家族愛、隣人愛、祖国愛、他人の不幸に対する憐憫、美への感覚などは麻痺してしまい、心の涵養がなおざりにされています。
 このような無節操な競争社会にあって、心を磨くことを根底においているロータリーの存在価値は高まるばかりであります。私たちは大きな使命を担っているのです。
 先人ロータリアンが年月をかけて、ロータリーの例会場を世に奉仕する練達の士を養成する場としています。私たちロータリアンは、それを実直に受け入れることを自覚し、訓練に励み、身近なところから、また大きな視点からも世に役立つことを教えています。
 このようにロータリーはロータリーの目的の実現とこの世の安寧をもたらす術を、ロータリーの先人は理念として、システムとして遺しています。私たちはそれを謙虚に引継ぎ、確実に次世代に引継いでいかなければなりません。
 今、2790地区ではクラブの2極化が進んでおります。金銭至上主義の風潮に侵されず、ロータリー精神を学び、しっかりロータリーの良き伝統と歴史を受け継いでいる活動的なクラブ、一時は退会者が増え活動も衰退したけれど、全員が危機感を持ち対処した結果多少減員したが、95%以上の出席率を維持し、次なる発展に向けて歩もうとしているクラブがあります。 一方、クラブ会員の減少が留まらず、時の会長さんがご苦労しているクラブがあります。残念なことに当地区では二つのクラブが前年度国際ロータリーを脱会して解散しました。
 順調なクラブは例会とクラブ奉仕活動をきちんと行い、愚直に手続を踏んでいます。クラブ奉仕を通じて話し合いが頻繁に行われ、いろんな奉仕プロジェクトや親睦を盛んに行います。そこには際立った派閥はありません。また異なる意見に対しても耳を傾ける度量があります。不平や不満を言いません。一つ目的に対してみんなが力を注いでいるからであります。活動的なクラブに見られる共通点であります。
 順調でないクラブには衰退するいろいろな理由があります。そのうちの大きな理由は、きちんとしたクラブ運営をしていないこと、会費に見合う十分な価値を提供していないこと、奉仕の機会が与えられないことなどから破綻を来たしています。したがって順調でないクラブが、順調なクラブに変化するには、この3点を検討することから始めればよいのです。
・会長を交えてのクラブの各委員会や小集会を頻繁に行うことです。とにかく会員同士のコミュニケーションが大事です。
・ロータリー情報をクラブ会員が全員共有する。
・会費をはじめ従来の慣習やプロジェクトを再検討することです。
・ロータリーのルールを順守することは厳しいですが、その行為は素晴らしい果実となってクラブ発展に寄与します。
・ロータリーの説く「超我の奉仕」に包含されている寛容、忍耐、思いやり、自己の欲望の制御(我慢)の訓練を欠かさず、それを実践することがクラブ再興の源となります。

 ロータリーは事あるごとにその自己抑制を教えているのです。教えられているだけでは何もなりません。教えられたことを実際に行動に移して初めてクラブも個人も日々進化していくものであります。それが世に役立つのです。
 たとえ一歩後退でも二歩前進すればよいのです。皆がクラブを良くしようと決意すれば、クラブは良くなるのです。まずクラブを生き生きと甦らそうと決意し、率先して目的完遂に邁進しましよう。
 先人の言葉には琴線に触れるものが多いです。そこから多くを学び、学んだことを決意新たに率先しようではありませんか。
 先人ロータリアンの珠玉の言葉の一部です。心して味わいたいと思います。

 -ポールハリスの言葉-
「手を携えて共通の仕事に精を出せ、意見の違う問題について論議することを避けよ。そうすれば友情というご褒美が出る」
「ロータリー・クラブは平均出席率が高くなくては、その重要な目的を達することは出来ない。最良のクラブとは最高の出席率を保持するクラブである」
「一語にして尽くせる最高の説教は『微笑』という説教だ」
「奉仕の理想を受け容れるに当たって最大の障害となるものの一つは富の崇拝である」
「ロータリーは幾世代にわたる無形の世襲財産とも言うべき『寛容と』という生成不滅の精神と、『やろう』というシカゴ魂とを受け継いできた」

-ビチャイ・ラタクルの言葉-
「指導者たるものは、堅忍不抜の精神を持つだけでなく、勇敢に立ち向かうことが出来なくてはなりません。勇敢な精神とは、堅忍不抜のそれとは違います。堅忍不抜とは、危険や苦境や苦しみを決然として耐え抜いてゆく力です。勇敢な精神とは、危険を冒し、人跡未踏の地へ足を踏み入れ、成功を目指しながらも失敗を恐れず、冒険に立ち向かってゆく気概のことです」
「公式訪問の神髄はクラブ協議会にある。この協議会では、自らが語ることよりも聞くことに専念し、助言が必要であると察した時には、ちょっとしたヒントを一つだけ差し出してみることです。たったそれだけのヒントで願ってもない助けとなることもあり得ます」
「心に留めておく重要なことは、謙虚にして自信を持つことです。自信なくして謙虚な態度というのは、ただの臆病に過ぎない。その逆に謙虚さなくして自信満々というのは、傲慢以外何ものでもない」
「意義ある奉仕の旅の進路をロータリー・クラブに示してくれるのがロータリーの綱領である」

-元国際親善奨学生ベルトランド・ムニエ-
「恐れと希望、病と健康、貧困と富裕といった対極をなす世界に私たちが住んでいるからこそ、ロータリー財団のプログラムの重要性は極めて大きいのです」

-アルゼンチン哲学者ホセ・インヘニェ-ロス-
「不完全な世界に住みながら、より良き世界のために闘う意志のある者のみが理想主義者の名に値する」

-ハロルド・トーマス(1959-60 RI会長)-
I am only onebut I am one"
「私はただの一人にすぎない。然し一人である。私は何もかもすることはできないが、何かすることができる。その私のできることを、神の恩恵によって、私は断固行う」という意味です。強烈なアイデンティティーと強い意志を表しています。
LEAD THE WAY”に通じるものがあります。



加藤会長・千葉幹事:六ヶ所村リサイクルセンターの研修には多数の会員のご参加をありがとうございました。
また、尾中所長、佐々木さん、森さんにも大変お世話になりました。


西村会員: 先週、思いがけず一週間カリフォルニアに行きました。
友人にも会い久々に青い空とサンフランシスコの霧を見ることができました。


前々回確定 80%
本日出席者 42名
本日欠席者  8名
本日出席率 84%

     加藤利夫会長