2006年3月 1日 第2062回例会 SAA(司会) 尾中会員 会報担当 行木会員 |
例会場 ℡ 0436-23-1211 〒290-0026 千葉県市原市五井5584-1五井GH |
市原中央RC会員 浅野薫之 様 |
米山奨学委員会 :常泉会員・・・ いつものように寄付をお願いいたします。
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津留会長エレクト 市原ロータリー・クラブ における CLP (クラブ・リーダーシップ・プラン) について |
1.RIのCLPとはどのようなことでしょうか。
地区リーダーシップ・プラン(DLP)の延長計画である「クラブ・リーダーシップ・プラン(CLP)」は、2004年11月に開催されたRI理事会で採用が協議されました。お手元のRIの資料に「目的は、効果的なクラブの管理の枠組みを提供することにより、ロータリー・クラブの強化を図ることである。」とあります。効果的なクラブとは、RIのイメージするクラブ像は次のようなクラブだとしております。
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会員基盤を維持、拡大している。
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地元地域社会ならびに他の国々の地域社会のニーズを取上げたプロジェクトを実施、成功させている。
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資金の寄付及びプログラムへの参加を通じてロータリー財団を支援している。
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クラブの枠を超えてロータリーにおける奉仕できる指導者を育てている。
RI理事会は、「このCLPは弱小クラブ復活の手立てとして策定したものであり、各クラブに於いて採用するかどうかは各クラブの判断にまかせる」としておりますが、標準ロータリー・クラブ細則には第9条に今までとは違った委員会構成を規定しております。(詳細は添付資料参照)では弱小クラブはどのくらいあるのでしょうか。2004-05年度末の会員数が10名以下の日本国内のクラブは19クラブあります。2790地区でも2クラブあります。急激に会員数を減らしている場合などそれに至った経緯はいろいろあると思いますが、このことはひょとしたらわが市原RCにも降りかかってくるかもしれません。
ところで地区リーダーシップ・プランDLPとはどのようなものだったのでしょうか。資料によりますと「1992年より5年間、12地区(米7地区・スペイン・フィリピン・カリブ海地区・カナダ・オーストラリア各1地区)でパイロット・プログラムとして実施され効果があったので、1996年にこの制度採用についての是非が各地区のガバナーに打診がされた。反対意見が出たものの1997年よりRI理事会はDLPの採用を決定した。この制度は、クラブの増加によって毎年のように地区が分割され、それによってRIの経費が増加するのを抑制するために、地区分割の下限を従来の80クラブから100クラブに引上げるため、並びにテリトリーが広範でガバナー一人では管理しにくい地区や、1地区が複数の国や言語が異なる部族で構成されているような場合に、ガバナー補佐を置いてガバナーの任務の一部を委任させようという制度である。」(詳細は2004年版手続き要覧30頁参照)
では現時点でDLPとCLPの委員会組織において整合性が取れているのでしょうか。
DLPでは、ガバナー補佐を置く。一方CLPでは、各クラブの委員会構成を変更するのでは、矛盾しているのであります。4月にPETSが開催されます。その席上でCLPについて当地区がどのように取り組むかは分かりません。共通していることは「リーダーを育成する」。この一点だけであります。
2.市原RCの委員会組織
委員会の数を減らすこととクラブ・リーダーを育てることとは別のことと思います。しかし、委員会の数の多さが、意思の疎通などの情報障害となりうる場合が多く見当たります。そこで、来年度の委員会はどのようにするのか。クラブ・リーダーを育てることをめざした委員会構成としました。
具体的には次のとおりです。
「理事会に理事として委員長が出席する」このことを主眼として委員会を組織しました。つまり理事会と委員会とをダイレクトに結びつける。最終決定機関としての理事会の運営に執行部門の委員長が参加することによって責任と役割分担の矛盾を起こさないようにした。
地区としても、CLPについては未定事項ですが、地区ガバナーがこの市原RCより出るこの機会をとらえて、委員会組織をCLPに添うように変更します。委員会数が多いと所属会員がおのずと少なくなります。各委員会は独立しておりますので勢い動くのは一人だけになりがちで、炉辺会談など人数が少ないため成り立たない場合が多いと思います。
次年度は、RIの想定した委員会の形態と現状の委員会組織の中間的状態にしましたのは、地区の方針がいまだに決まっていないことと、徐々に変更すべきとの思いからです。
委員会には職業奉仕委員会を除いて複数の小委員会を設置しました。委員会の副委員長として小委員会のまとめ役をおきました。これから委員長と検討しなければならいのですが、委員会をかき混ぜて発熱させる為に、委員は個別の小委員会専属とはせずある期間を区切ってシフトをくみ、委員会所属会員全員が小委員会を担当する流動性と柔軟性を持たせたいと思っております。委員長は副委員長と協力しその職務にあたる。1年度で複数の役目を担うことにより、より広くロータリーを学んでいただきたいと思っています。
3.今後の検討事項は
推奨ロータリー・クラブ細則は、第8条に四大奉仕部門について、第9条に常任委員会について規定しています。四大奉仕を縦糸に、各委員会を横糸にして長期的な目標を推進するようになっています。しかし、各委員会にはそれぞれの目的と機能を設定し四大奉仕の社会奉仕以外は縦糸に生かされていないように思われます。中でも職業奉仕に至ってはどこにもありません。そもそも会員は職業分類に基づいて入会し資格を得ています。したがって職業奉仕が第一義であり社会奉仕がその次です。その極まりがロータリー財団委員会です。ロータリー財団は、私たちのロータリークラブとは別の組織です。だからこそ、入会時に財団に寄付することを条件にしてはならないと規定しています。ましてや、アメリカ合衆国の法律に合致しない寄付は、いかに人道的なものであれできません。したがって、国際奉仕委員会の小委員会として今までとおり位置づけるべきです。
組織は一時たりとも立ち止まってはいけない。形態と機能とを常に社会にたいして変化させなくてはなりません。今日までのロータリーは、だからこそ100年の歴史を紡いでこられたのであります。しかし、ロータリーの原点を職業奉仕からロータリー財団への寄付による国際奉仕一辺倒に変質させるべく企てられたCLPであるならば、組することはできないと思います。
備考:資料によるは「ロータリーの源流」より一部転載
小池清二会員 : 先日、次男が結婚しました。後、娘が残っています。皆さん宜しくお世話して下さい。
綾部正幸会員 : 今日3月1日は私の誕生日です。昔は満州国の建国記念日だったそうです。
今日は中座の失礼をいたします。(ソーリー)
津留起夫会員 : 久しぶりの卓話でした。
白鳥政孝会員 : 国際協議会に参加し、お蔭様で無事帰って来ました
ありがとうございました。後日報告させて頂きます。
角谷 修会員 : 千葉幹事さん、ライラでは大変お世話になりました。ありがとうございました。
深川貴夫会員 : 二度目の追証分割払いです。
前々回確定 | 75.5% |
本日出席者 | 35名 |
本日欠席者 | 14名 |
本日出席率 | 71% |
加藤利夫会長