2006年2月 22日 第2061回例会 SAA(司会) 尾中会員 会報担当 行木会員 |
例会場 ℡ 0436-23-1211 〒290-0026 千葉県市原市五井5584-1五井GH |
親睦委員会 3月23日 市原・袖ヶ浦合同例会の出欠について
東京電力原子力発電所見学の件、青森県六ヶ所村で調整中です。
米山記念奨学会委員会 コインボックスに寄付をお願いします。
市原市長 |
本日は20分という十分なお時間を頂きましたので、市原市政についてお話したいと思います。
子供から大人まで地域で「安心」と「安全」に暮らすことは、すべての市民の変わらぬ願いです。特に、子供たちは市原の宝であり、市原の将来、日本の将来への希望です。
次の世代の子供たちのために、我々大人には何ができるのでしょうか?また何が足りないのでしょうか?
今まさに「しっかりしよう市原の大人たち」というのが現実ではないでしょうか。親が変われば、子も変わります。挨拶すらできない、ここが日本の課題だと思います。
奈良・広島・栃木と、各地で悲惨な事件が多発し。尊い子供たちの命が奪われています。
さらには女性が二人の幼児を殺傷してしまうという事件も起こりました。まさに異常とも言えるような事件ばかり、しかしこれが現実であります。
「日本の若者を見れば、恐れるに足らぬ国というのがよくわかる」と、ある中国の人が言っておりましたのを思い出します。先日、NHK放送研究所の清川さんの、メディア関係の話をお聞きする機会がありました。最初の5分だけ聞くつもりが結局全部聞いてしまいました。今の親は自分たちの忙しさにかまけて、テレビやゲームに子供を任せてしまっている。また一方では、生まれたばかりの赤ちゃんを加減もせずにゲンコツで殴り殺してしまう。通常、考える脳は後ろ側、反応するのは前だそうですが、子供の行動についカッとなり即座に反応してしまう大人が多いようです。
市原の子供は市原で守るという「かけがえのない子どもたちを守る緊急宣言」を作りました。私たちは卑劣な行為を断じて許すことはできません。今こそ、学校、家庭、地域、行政が一丸となって「ともに輝く 元気なふるさと いちはら」を実現するため、子どもたちが笑顔でのびのびと暮らせるよう、市民の総力をあげて、犯罪防止に努めることを宣言しました。そういった活動の一環として市民パトロールを実施、通常なら犯罪が起こったら警察の仕事ですが、本来は市民がやるものなのです。その成果として犯罪は40%減少しました。しかしゼロではありません。子育てについては、今後もロータリアンの皆様のお力添えをお願いいたします。
団塊の世代が定年退職をむかえ、これから高齢者になっていきます。だからといってこれから先の将来、子供たちの社会に重圧をかけて、社会にお世話になっている訳にはいきません。高齢者が健康でいられる施策「改定市原市総合計画」を職員一同、責任を持って、手作りで作成しました。これは「ともに輝く元気なふるさと」であり、街の命を輝かせるためのものです。
税収は減少しています。その中でも高額納税者は神様と思っております。お金がない時はないなりにやる。市原市が大変な状況の中ですが、本日ご出席の皆様は臨海部の企業の方が多い。私たちが出来ることはないのでしょうか?国に払うものなら、市原市に払ってもらった方がいいに決まってます。国税より市税にしよう、こういったことも我々職員が率先して言わなければなりません。まず職員が意識改革しないと駄目、退職金を返上するくらいの覚悟でやってくれと言っています。
税収を上げるにはどうしたらいいのか?工場の緑化率を現状の20%から10%に引き下げ、新たな設備投資が出来るような環境を整える。先日はソフトバンクに訪問、市原にデータセンターを作ってもらうようにお願いしてきました。その消費電力たるやはタービン1機分だそうです。もしうまくいえば、東京電力さんに表彰状をもらえるかもしれません。それらの活動の根本はすべて次の世代のため、お金は天国まで持っていけるものではありません。
平成18年度予算は決まりましたが、税収は8年連続ダウンしており、そのため市債を発行、要するに借金をしなければなりません。しかしながら、三井化学と昭和電工などの設備投資などが具体的になっており、これらにより借金の返済の目処はたってきています。景気は50ヶ月上昇、しかし市民の生活レベルでの実感はまだあまりありません。臨海部は今後、確実に活性化していきます。
魅力的な街をつくる、街づくりのイメージを見るために、ベルギーのブルージュに旅行に行ってきました。そこは1,300年前の街でとても素晴らしい景観があります。実は奈良・平安時代には市原も大国であり、街の歴史は1,300年前にさかのぼることができます。私たちは胸の中に文化を持ちながら生きていく、さらにこれから100年先を目指して、みんなの100年だと思って、やるべきことはやっていかなくてはならりません。
アメリカのサンアントニオは忘れられない街です。運河にボート、洒落たレストラン、どうしてもまた行きたい街、すごい感動的な街でした。自然をうまく生かした街づくり、市原の特徴は何でしょうか?そういったことを考えながら、市原に住む人が愛着を持って住める街づくりを目指していきます。
五井東口の再開発の問題、市原市30万都市、自立した街を目指します。まず昼間人口を増やす、商店街も変わっていくでしょう。今やコンビニに銀行がある時代、新たなコミュニティーが生まれていきます。環境変化の中でいろいろと考えることが必要になってきます。イトーヨーカドーとカインズには、ビジネスだけでなく街づくりに参加してもらって50年先を一緒に目指そうと提案しています。市原市がどんな街になっていくのか?市原がこういう街になるというのを皆さんと共有していきたいと思っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
山崎 邦夫会員 : お見舞いありがとうございました。IM欠席すいません。
鶴岡 護夫会員 : 少し欠席が続きましたので
上条 優雄会員 : 鹿島でお酒の能書を言ったためか、ご神酒「霰降」を一升頂きました。
千葉 幹事に感謝しながら楽しませてもらいます。
深川 貴夫会員 : 心願成就の際にはニコニコへと思い幾年月。現実は暗中模索・五里霧中の状態です。
今から現実を強く、正しく抱きしめ、ニコニコの滞納金の返済に少づつ努めます。
叶うことでしたら自己中の私の言動を寛大な気持ちでお許しください。
三木 敏靖会員 : 風邪にやられまして、2月14日・15日休ませていただきました。ご迷惑をかけました。
加藤会長・千葉幹事 : 佐久間市長には公務多忙の折、ありがとうございました。
益々のご活躍を祈念致します。
前々回確定 | 79.5% |
本日出席者 | 37名 |
本日欠席者 | 13名 |
本日出席率 | 75.5% |
加藤利夫会長