2005年10月12日
第2045回例会
SAA(司会) 小野会員
会報担当  伊藤会員

   例会場  ℡ 0436-23-1211 〒290-0026 千葉県市原市五井5584-1五井GH
   事務局  ℡ 0436-40-8900 〒290-0062 千葉県市原市八幡1073
        Mail Address:info@ichihara-rc.com
      会長  加藤 利夫     副会長  津留 起夫
      幹事  千葉 精春      副幹事  西村 美和子



  市原RC会長 加藤利夫
      
  我等の生業

 なし

  市原RC会長 加藤利夫

 皆様こんにちは、国際ロータリー第2790地区ガバナー 山中義忠様より「米国でのハリケーン災害に対する義援金の協力のお願い」が来ております。皆様には千葉幹事より書面を送らせていただいておりますがよろしくご協力の程お願い申し上げます。
 また、1011月ロータリー情報研究会に当クラブより始関前会長、綾部、高澤、山本、行木、各会員のご参加をいただき参加してまいりました。常泉地区情報委員の司会で始まり、最後に白鳥ガナバーエレクトの挨拶で終わりました。
後方の席から「市原ロータリーばかりだな」との声が聞こえて内心誇らしい心持ちで帰ってまいりました。

 市原RC幹事 千葉精春

1.2005-2006IMについて
   日  時  :2006214日(火)
   ホストクラブ:市原中央RC    テーマ:『私のロータリー』
2.米国ハリケーン災害への義援金について
   1000円/1人お願いします。
3.次週例会について
  1019(水)⇒1020(木)1830 市原RCとの合同例会に変更


雑誌委員会 浜田委員長


今月の「ロータリーの友』より
 今月は、職業奉仕と米山月間とのことで、「友」10月号は「職業奉仕特集」となっています。まづ、巻頭のRI会長ステンハイマーのメッセージでは、会長は、『職業奉仕をうまく表現しようとしてきたが、この定義は難しい。だからこれに焦点をあてるべく、10月を職業奉仕月間にした』と書いています。職業奉仕の意義が分からない会員が多いことへの彼の危機感が感ぜられます。
 これを受けて、「友」編集部は3本の記事を載せています。2本は、前RI会長エステルとペリーの「記念講演録」です。時間の関係で内容の紹介は省略しますが、初心者向けの「講義録」ではありませんので、職業奉仕を知ろうとこれを読むとややあてがはずれるでしょう。
 新入会員の皆さんに一言申しますと、「職業奉仕」とは独特の定義がありまして、これは会員が日々顧客第一にして、誠実にビジネスをすることが職業による奉仕 - 社会への貢献になるというものです。自分の職業で、ことさらに社会へ何かをするということではありません。職業奉仕委員会でこんな勉強の機会を作れればよいとか思います。
 後の1本は、14人のロータリアンに「あなたは、職業奉仕をどう理解しているか」を聞いたアンケートの結果です。答えはいろいろで興味深く読みました。
 米山関連は、先週委員長が触れていますので省きます。
 縦版の方は、今月はカミオカンデの小柴さんの生立ちからカミオカンデ発見に至る随想ふうの軽い読み物です。それから今月は、三平さん投稿の短歌が掲載されています。
時間が短くて尽くせませんが以上です。


ゴルフ愛好会 齋藤会長

 1020日のゴルフ大会表彰式の時間を530分に訂正します。

常泉米山委員長
 コインボックス協力をお願いします。

私の生き方、職業への取組み

3


夏井祐輔会員

「私の失敗談」

人生80年と言われる最後の年齢になりました。その間、随分と失敗を繰り返してきましたがその中で未だに強く印象に残っている失敗を3ツご披露申し上げます。
その1、 戦時中軍校入校直後の非常呼集で1番ビリになったこと。
その2、 同じく軍校で虱にたかられ、真っ裸にされ2日間医務室に幽閉されたこと。
何れも自分の不注意ではなく運がなかったことと自らを慰めていますが、忘れられません。
その3、 事業経営上の大失敗 一時は社長を退きまして自己破産まで深刻に考えました。
これが本日のメインです、お笑い下さい。能力以上のことを考えた欲の失敗です。
事例木更津木材港団地に進出した関連会社丸和ランバー㈱製材工場、資本金152百万円)の業績不振による撤退。計画は昭和40工場稼動は昭和48解散は572月。赤字額6億。
○ 投資した理由
① 昭和35年に始まる京葉工業地帯造成と工場建設ラッシュを目のあたりして之からは船舶貿易の時代。中小企業にも一口乗せてもらいたいと思い78人の同業者と語らい国,県に陳情を繰り返した。
② 昭和30年後半、国産製材工場は産地間の競争が激しくなり千葉県の工場は勝てなくなりだしていた。加えて北米、ブイリッピンから安い外国原木がどんどん入り内地産製品との競合が始まっていた。中でも関西地区の港湾を利用した大型外材製材工場は大変な利益を挙げていた。以上から業態転換を考え、あわよくば日本のモデル製材工場たらんことを夢みた。
○ 木更津木材港団地協同組合の概要
① 組合員企業7(1社は工場建設に至らず撤退)設立昭和444
② 独自の専用埠頭を持ち水深13m5tの外航船が接岸出来て、占有水面面積15万坪、薫蒸土場0.5万坪、組合員の所有敷地面積4万坪、国からの借入40,商工中金からの借入金と自己資本を併せた総投資額は80億に上り、県内最大規模の中小企業団地と県も力を入れてくれた。
○ 失敗の原因
① 流通変化、計画から8年余り経ち工場が稼動したときは昭和4748年のオイルショックに遭遇した、安い北米産丸太が急上昇し、販売価格に転化出来難い流通構造になってしまった。
② アメリカの対日輸出戦略の見直しで一丸太の輸出から製品の輸出へ時代の変化を読み取るのに遅れた。
③ 共同事業共同保証で融資を受けた為、単独では身動きが取れずしたがって決断をするのに組合員の同意が必要で時間が掛かり無駄な時間を浪費した。
④ 国の借入金に安易に負んぶして自己資金が少なく新規拡大事業であるため販売基盤も脆弱であった。全てに経験不足。また為替差損の恐ろしさも経験した。
○ 反省
① 運もなかったが計画の緻密性にも欠けていた。もっとアメリカの対日輸出戦略を勉強しておけば良かった。皆で渡れば怖くないを地で行ってしまった。
② 連帯保証の恐ろしさを知った結果は何とかそこから脱出できたから良かったが。
③ 能力以上のことを考え夢を見すぎた。大切なことは地道に利益を積み重ねることと知った。

赤星会員:先週はみっともない話にお付き合い下さり感謝します。

角谷会員:先週の赤星会員の卓話大変興味深く勉強になりました。赤星会員ありがとうございました。

夏井会員:ご静聴ありがとうございました。



前々回確定     86.0%

本日出席者         39名   

本日欠席者          11名

本日出席率         78.0

     加藤利夫会長