2005年10月5日 第2044回例会 SAA(司会) 宇都宮会員 会報担当 上條会員 |
例会場 ℡ 0436-23-1211 〒290-0026 千葉県市原市五井5584-1五井GH |
なし
市原RC会長 加藤利夫
先週は館山ロータリークラブとの合同例会及び戦跡見学を市原ロータリークラブより24名の参加を頂きまして行ってまいりました。館山ロータリークラブの大変な歓迎をうけました。又、歴史有る例会運営についても大変参考になったと思います。三平さん、川内さんを始め御参加下さった皆様、大変有難う御座いました。
本日は「私の生き方職業への取組第2弾」として赤星会員より卓話をしていただきます。
市原RC幹事 千葉精春
1.10/10(月)情報研究会
参加予定者:加藤(利)会長、始関クラブ情報委員会副委員長
綾部、山本、髙澤、行木
10/16(日)職業奉仕研修セミナー
参加予定者:加藤(利)会長、綾部職業奉仕委員長
菊地、高野
2.地区大会
全員登録にて届け済み
登録料等各種負担金支払い済み
3.通算30年間100%出席会員表彰対象者
山田 守会員、上條優雄会員の2名を申請済み
4.「ロータリー藝術祭」への出展要請
5.元会員、故金光義弘氏の「お別れの会」の御案内
6.PJRCとの学生交換事業について
今年度は当クラブが受け入れするので、ホストファミリーとしてお願いします。
7.11月プログラムについて
11/16,23は休会です。
(敬称略)
誕生:川島、三木、白鳥、佐藤(政)、千葉、泉水、高澤
結婚:加藤(庄)、川島、小野会員、浜田、斉藤(博)、山崎、羽良、常澄、高野、行木、山本。
泉水親睦委員長: 10/20例会 pm6:30市原中央RCとの合同例会。 11/2例会 葛飾柴又「川甚」での移動例会pm5:00より。 |
ロータリー情報委員会: 加藤(庄)委員長に代わって、始関副委員長より。 9/29 pm6:00よりロータリー情報委員会が開催され、H16年度入会の会員を中心に12名のご参加をいただきました。「ロータリーを楽しむには」をテーマに白鳥GE、山崎Gアシスタンよりお話をいただき、後に新入会員のみなさまからいくつかのお話をいただきました。 |
1. 最初は例会に出るのが苦であった。徐々に慣れてきたが、どんどんお声を掛けてほしい。役をおおせつかると楽しいので、どんどん言ってほしい。
2. 卓話の時の私語が気になる。
3. 席の固定化が進んでいるのではないか。
4. 幹事から参加要請があったとき、返事が遅れたり、なかったりするケースが多い。
5. 10/1~6日の間、GE事務所が開設してのお披露目を行っている。皆様も是非立ち寄っていただきたい。
常泉米山委員長:
お手元に「米山奨学事業まめ辞典」をお配りしました。お読みください。 |
私の生き方職業への取組第2弾 「中小企業経営卓話」 赤星会員 |
日経を読んでおりましたら、「朝顔の紺のかなたの月日かな」とありました。渡辺淳一さんの「音高く夜空に花火打ち開き、我はくまなくうばわれている」と同じ新聞にありました。両方とも「命」であります。世代を繋いでいきたいという希望はどなたにもあると思います。
最近の出来事としてお話しますと、ニュールンベルグのマイスタージンガー「ワグナー」のオペラを見にいったのですが、そこで常泉さんと偶然お会いしました。1868年(明治元年)に初演されたオペラですが、私が感じたのは今も昔も世の中はそんなに変化していないな、ということと、人間ってそんなに進歩していないな、という点です。中身で感じました点は、既得権益としがらみとの葛藤、人間模様・恋のさや当てといった点が面白かったです。
村上ファンドの阪神株買占めが話題になっておりますが、たまたま村上さんの話を聞く機会がありました。村上さんは鬼っ子だな、というのが私の直感でした。もっと言えば合法的な脅迫・強盗ではないかと思います。ただし、村上さん自身は明快な論理を持っております。株主は会社の所有者であり、経営者は執行者であって、株主の委託代行者でしかない、と言い切ります。会社が株主だけのものと考えることが正解かどうか疑問に思うところです。
改正会社法について最近お話を聞くことがありました。規制を外していこうということが基本でして、一円で会社が作れる、無担保・無保証で借り入れができるようになるということです。今後の会社というのは利益集団にならねばいけない、と強く感じました。
ここで数字を少し並べてみます。
99%・・・・中小企業の占める事業所数
73-83%・・・中小企業の雇用者数
57%・・・・中小企業の製造している付加価値
49%・・・・中小企業/大企業の付加価値
中小企業により日本経済は支えられており、大変な努力の基で成り立っていることがお解かりいただけるでしょう。
私の会社は1946年に父が創業しまして、16年後の1962年に市原工業地帯の埋め立てが盛んに行われていた時分に、私は24歳で八幡海岸に掘っ立て小屋を作って金属化工業をはじめました。1971年に非鉄に全面転換をしました。これが生涯一番の転換期だったと思います。1988年に現在の立地に移転しております。アルミの精錬という事業が急衰退した次期でして、大きな転換だったのです。1998年に長柄工場を開設して現在に至っています。これも大きな賭けでした。
1998年にISO9001を自力で取得しました。2002年には大企業から訴訟を仕掛けられ、バブルの後の厳しい時期でしたが2年に渡って苦労したことがあります。今後はますます訴訟社会に変化していくことでしょう。その後に新潟鉄工の倒産により負債を背負ったこともあります。
私の父は松下教の信者と言っても良い人でして、松下幸之助さんから頂いた1オンスの金貨を今でも3ヶ持っています。戦後の名経営者としてあげられるのは、松下さんをはじめ、稲盛さん、盛田さん、本田さん、土光さん、井深さんらですが、この人たちは戦後の皆さんに夢を与えることができた人達だったと思っています。もうひとつは経営手法ではなく、人間をどう捉えるか、物の見方をどう捉えるかということに長けていた人達だったのです。事業を承継していくという点で大切なことでしょう。
私は三つの言葉を良く使います。
「必要にせまられて」:戦略などというものではなく、何とかせねばという気持ちです。
「よいとまけ」:額に汗して働く。
「頭のハエを追う」:常に問題を抱えているということで、生きている証拠です。
最近嬉しく思っていることは、国から高度熟練技能者認定書を当社の社員がもらいました。全国187名の表彰で、千葉県から5名ですが、JFEから3名、新日鉄から1名、それに当社から1名です。2003年には溶接技能コンクールで9名が表彰されましたが、当社から1名が受賞しています。ただ一人の中小企業からの表彰です。過去に7名のメダリストを輩出しております。大臣表彰は4名、公的な技能技術資格を240件所有しており、2004年には千葉県の名工を1人受賞しております。
人を育てていくことが会社存続の要と思っておりまして、危機感を常に持ちながら、若人に夢を持たせられるように教育していきたいと思っています。それが私の夢でもあります。
白鳥会員:クラブから飲み物を事務所に差し入れ下さり、ありがとうございました。
川内会員:先週の移動例会、前日の酒が多少残っておりましたが、無事帰ってこれてホッとしております。
前々回確定 80.0%
本日出席者 43名
本日欠席者 7名
本日出席率 86.0%
加藤利夫会長