2005年6月22日
第2030回例会
SAA(司会)  なし
会報担当   上條会員

例会場&事務局  〒299-01千葉県市原市姉崎584
 ℡ 0436-61-2245 Mail Address:info@ichihara-rc.com
 会長  始関 信夫      副会長  加藤 利夫
  幹事  角谷 修     副幹事  千葉 精春

  市原RC会長 始関信夫
            於:淡粋  pm4:00開始

   それでこそロータリー

  松尾第三分句Bガバナー補佐

  市原RC会長 始関信夫
 本日はご多忙の中第三分区Bのガバナー補佐であります松尾大邑様にご来会頂いております。松尾ガバナー補佐様には、一年間当クラブ協議会に二度にわたりご指導頂きまた、ガバナーからのご指導とクラブからの依頼事項等につきましてご尽力頂きました。心より感謝申しあげます。ガバナー補佐様には後ほどご挨拶賜りたいと思います。そしてこの後千葉県酒造組合会長の株式会社 飯沼本家 代表取締役 飯沼喜市郎様より「お酒について」楽しくて、おいしいお話を予定致しておりますのでお楽しみ下さい。
お客様を前にして恥ずかしい事ではありますが、失敗ごとは後の改善に繋がると思いますのでお話し致します。
実は今日近隣クラブのロータリアンが移動例会を知らずにロイヤルホテルにメークアップにおいでになりました。、その際ホテル側にメーキャップカードの要請がありましたが、会長、幹事のミスでメーキャップカードの手配漏れがありました。大変申し訳ないことをしたと反省致しております。次年度がまもなくスタート致しますが、各委員会におきましても各般にわたり呉々もご注意頂きたいと思います。

 市原RC幹事 角谷 修
427日に「98日間世界一周の旅」という演題で卓話をいただいた佐江衆一さんの著者が発行されまして、その購入依頼が来ております。ご希望の方は本日の例会でお申し出ください

 なし

 第3分区B 
松尾ガバナー補佐ご挨拶

淡粋さんへのクラブ訪問は、これで3度目です。落ち着いた雰囲気の中で例会が持てますので楽しませていただきます。
毎月の幹事会では角谷幹事は6クラブのリーダーシップ的存在でして、分区の運営に大変協力をいただき、感謝しております。おかげさまで年度を無事終了できそうです。
今日はあいにくの雨模様ですが、私の実家の長野県では今年は水不足のようで、この雨を喜んでいる地域の方も大勢おられることでしょう。
今年一年間、市原RCには大変なご協力を頂きました。お礼を申し上げます。G-月信にガバナー補佐としての感想を寄稿しておきましたのでお読みください。2790地区85クラブの中で会員数40名以上のクラブは41%です。つまり40名未満のクラブが59%になっています。会員数9名以内が3クラブあります。そうした中で市原RCが会員を増やしています。その理由を是非とも本日聞かせていただきたいものです。世界ではクラブ数、会員数共に増加しています。日本だけが減っており、12,000人の減少です。今後はクラブ合併も視野に入れながら、質と数の両面拡大を真剣に考えていかねばなりません。
私は85才です。薬を飲むことはめったにありません。若い時から登山、スキー、スケートなどをやって体を鍛えていたせいでしょうか。皆さんもいつまでもお元気にお過ごしください。
次年度は当クラブの山崎G-補佐にバトンタッチいたします。その翌年度は当クラブの白鳥ガバナーが地区のためにご奉仕される訳でして、市原RCとして素晴しい年度が続きます。後任の山崎G-補佐は私とは全く異なったキャラクターをお持ちで、新しい風を吹き込んでくださることでしょう。後任をよろしくお願いします。

 第3分区B 

山崎時期ガバナー補佐

ご挨拶



ガバナー補佐という連絡係りです。本日1年分のお話を全部致しますので、お聞き取り頂ければ幸いです。あと3回はメークアップという事で、静かにして居ります。独断と偏見に満ちた考え方を申し上げる事お許し下さい。
これから申し上げる事は、ロータリーは横社会という事が原点です、という事がらです。

しかしながら地区の会合に出席致しビックリしました。不思議でした。パストガバナーさん達がずらっと前面にご着席になり、大きな名札には諮問委員と怖そうに書いてあったようです。後の懇親会もパストガバナーだけの席で会食して居られました。連絡係も自分達だけで席を囲みました。何か不自然さを感じました。自クラブか、自分区の席に居るのが普通ではないでしょうか? 色々申し上げて、私自身心もとない感が致しますが、係りとして責任の果たせるミニマムの行動を任期中はしようと思って居ります。

長年の不良ロータリアンですので、紳士、淑女の集いに私如きがロータリークラブの運営についてお話する事は不躾の極みですが、ただ一つ原理原則を確認して行動して戴く事が肝要かと思われます。

横社会という素晴らしいテーゼは、戦前大阪ロータリー・クラブの提唱した『Drop your dignity』であります。ご承知のとおりdignityとは、権威・威厳という事で、Dropとは引きずり降ろせという事です。『Drop your dignity』このフレーズは齊藤博PGからの孫引きですが、正にロータリーの原点そのものです。ロータリーの真骨頂で、常々そう有りたいものです。奉仕が原点ですので、二律背反の義務という言葉は使いたくありません。集会への参加、寄付に付きましても、皆様の出来る限りのご出席、思し召しの寄付で結構だろうと思います。

地区、分区、ロータリークラブの運営に関しましては緩やかな連帯が必要で、あくまでも強制的言動と思われる行為は慎む事が肝要かと存じます。しかし、我々一人一人が組織へ参加している以上、魅力あるRCにする為、前向きの努力が必要とも思います。一例ですが、ロータリーの最大で喫緊の課題である会員減少防止についてですが、今年度、我が市原クラブは10余名の新入会員を迎え、会員増強という問題をクリアしたことで証明できます。それは、市原ロータリークラブの自由闊達な雰囲気と始関会長、角谷幹事の心意気の賜物です。

志を持ってひたむきに努力をすれば形になって表れます。私は常々『人が居るから組織が在る』と考えて居ります。一ロータリアンがクラブを構成し、クラブが分区を創り、分区が地区を創り出す。決してRIがあり、地区があり、分区があり、単体のロータリークラブがあると考えては居りません。RIは『君臨すれども統治せず』であって欲しく、各クラブの独立自尊を尊ぶべきで、RIは即ち象徴に近い姿が望ましいと考えて居ります。そして、地区、分区もそれは準ずるべきであります。

ロータリークラブに於いて、地区、分区、各クラブ数々の活動が有りますが、それぞれも又クラブ協議会に於いても、常々立派な運営を為さっている皆様方がご自由に開催なさることが肝要かと存じます。


本年のテーマは、『超我の奉仕』だそうですが、私はロータリーの原点は

『始めに仕事ありき』
『仲間達の語らいありき』
『仕事を通しての奉仕ありき、浄財ありき』
であろうと考えます。あえて101周年を迎える今日、原点に戻る事が必要でありポールハリスの思想を普遍的に横軸として道祖神、土偶、信仰の様なローカルカラー豊かな個性的、深い契りを縦軸として、それぞれのロータリークラブが特色を持ち、江戸時代の儒学者佐藤一斉先生曰く『良く変ず故に変ずる無し』の故事の如く行動する事により、ロータリーの原点は生き続けると信じています。その様な考え方のもと、1年間連絡係りを務めさせて戴きます。時間も押して来ましたので、連絡係の寝言を申し上げさせて頂きます。馬鹿馬鹿しいと思って聞いて下さい。

私が常々、地区大会や米山財団、ロータリー財団についての思いを語らせて戴きます。まず、地区大会はガバナー選出地区の市民会館、体育館など公的施設で開催し、開催日は1日とする。2日は必要でしょうか? 友愛の広場はカレーライスとミネラルウォーターで結構だと思います。地区大会であるが、国体の各県持廻りの様にガバナー出身の地域で開催すればロータリーの奉仕活動への地域の皆さんのご認識を戴き、地域活性化にも繋がり、ロータリーの奉仕活動に良好な影響を与え、なお広報活動とか会員増強などに強力な援護射撃となります。
再度申し上げますが、是非ともホテルなどを使わず大会を開催し、地域に根ざした大会活動をすれば、ロータリー活動の活性化に寄与する事、自明の理であります。一層の事、大上段に構えて地区大会はガバナー出身の市町村で開催するという細則を作ったらいかがでしょうか?


飯沼本家酒造 飯沼喜市郎社長 

甲子正宗製造 

千葉県酒造組合会長


お酒の話をするより、美味しい料理と共にお酒を飲んでもらうことが、お酒を理解することが出来ると思い、本日は試飲してもらいます。

千葉県には42の酒造組合員がいます。組合員の資格としては、清酒、乙類(焼酎)、みりん二種を作っているのが条件です。お手元に配布しました「課税移出数量推移表」をご覧頂きますとお解かりのように平成5年ごろから酒の販売は急速に落ち込んでいます。その中でも清酒は大きく落ちて、焼酎や発泡酒が伸びています。リキュール類やチューハイといった缶ものも伸びています。ウイスキーは下降気味です。海外では和食ブームでして、清酒の輸出は伸びているのですが、国酒(国を代表する酒)が売上不振というのは世界的傾向のようです。

千葉県では来年の2~4月に、他県の方々に千葉へ遊びに来てもらおうというキャンペーンを大々的に企画しています。その中で酒造組合でも、千葉の酒がいかに美味いかを知ってもらうために、積極的にキャンペーン参加をすることになっています。千葉では酒を作るための専用のお米を栽培していなかったのですが、近年は「ふさのまい」という酒造専用のお米が誕生しております。益々美味なお酒が造れるようになってきました。

酒の種類は大きく分類しますと、吟醸酒と純米酒に分かれます。吟醸酒とは精米歩合を60%以下にしたもので、特に50%以下にしたものを大吟醸酒と言います。これに醸造アルコールを加えまして、固有の香味と色沢のよいものに仕上がります。

純米酒は米だけで作ります。アルコールは入れません。昔懐かしい酒の味を楽しめます。その他に作り方や添加物の使用方法により、純米吟醸酒とか本醸造酒とかいう種類が生まれてきます。お燗をして飲むなら、本醸造酒が良いでしょう。

最後に酒造組合からのお願いです。

(日本酒からのお願い)

ニッポンには日本が足りない、と言われています。

「和服をさりげなく着こなしてみたい」

「ほどよく美しい言葉で語りかけたい」

この国で育まれてきたよき日本文化の数々。私たちがほんの少し心がけるだけで、まだそれが取りもどせそうです。

日本酒を粋に飲んでみたいと思いませんか。

日本酒は、長い歴史の中でしなやかな感性とすぐれた技術で磨きあげられてきました。

甘くて辛い「妙味の酒」。特定の料理を選ぶことなく、心身を癒し、ご縁をつなぎ、和(なごみ)に酔うお酒です。

あらたまった礼講からにぎやかな無礼講に移るとき、私たちは乾杯します。

「みなさまのご発展とご健勝を祈念して・・・・」

何に向かって祈るのでしょうか。カミ様?ホトケ様?ご先祖様?

ニッポン人の心の奥底に宿るものとふれあうとき、

新たな力がうまれるはずです。

これからの人生をますます豊かなものにするために・・・・・。

日本酒で乾杯!


冷酒で飲むには最適の大吟醸 甲子自慢の大吟醸古酒

日の丸と君が代と日本酒を大切に・・・・。

乾杯:斉藤(博)PDG


山崎G補佐の一年間のご健闘と皆さんのご発展、ご健勝を祈ってカンパイ!


試飲の説明に熱心な飯沼社長 こちら市原RCきっての日本酒党
松尾G補佐と白鳥DGNはもっぱら分区の話 こちらは時期幹事会の相談でしょうか
境さん、退会ですって? 寂しいネ!


松尾分区代理:同席させていただいて。

 なし

  市原RC会長 始関信夫