2005年2月23日 第2014回例会 SAA(司会) 赤星会員 会報担当 川内会員 |
例会場&事務局 〒299-01千葉県市原市姉崎584 |
市原RC 始関会長
奉仕の理想
佐久間 隆義 様(市原市市長)・朝倉 様(東京城南RC)
会長 始関 信夫
佐久間市原市長さん、議会開会中の大変ご多忙の中、ご講演をお願い致しましたところ、快くお引き受け下さいまして感謝申しあげます。
城南ロータリークラブの朝倉さんようこそおいで下さいました。後ほど「チャリテイ・クラッシクカーラリー」を開催するに当たり皆様にご案内があるそうですので宜しくお願い致します。
1905年の2月23日シカゴで生まれたロータリー運動は先輩ロータリアンによって築いた輝かしい実績と成功を納め、他に例を見ない奉仕団体として成長を遂げて参りました。そして、今日100年という歴史的な節目を迎える事ができますことを皆さんと共にお祝いしたいと思います。新しい世紀に踏み出すに当たり、あらためて私達は個人生活に於いてまた、職場や地域社会にロータリーが推進する「奉仕の理想」を実現するため、ロータリアンとして誇りを持ちさらに研鑽を積んで参りたいと思います。
国際ロータリー2005年06年度のターゲットが決まりましたのでお知らせ致します。「超我の奉仕」だそうです。今年度インターアクト年次大会が当クラブがホストクラブになり開催されましたが、その報告書が出来上がりましたのでご回覧ください。作成に当たり、深川委員長さんには長い間ご苦労様でした。
柏崎原発見学のご案内をしましたところですが多くの会員の返事がまだのようですので、ご協力をお願い致します。
<例会変更>
当市原RC〜3/2(水)⇒3/1(火)市原中央RC合同例会。五井グランドホテル14:30点鐘
当市原RC〜3/16(水)⇒3/14(月)袖ヶ浦RC合同例会。袖ヶ浦駅前「すずとみ」18:00点鐘
市原中央RC〜3/1(火)点鐘12:30⇒点鐘14:30に変更
3/22(火)点鐘12:30⇒移動例会、姉崎「淡粋」
「佐久間市長 卓話」
■市原市の課題■
皆様、こんにちわ(会場返答)。あ、ちょっと私に元気がなかったですね。皆様こんにちわ。(会場大返答(笑)) 市原市は、市制施行から42年を迎えました。市原ロータリークラブの設置もほぼ同時期(昭和39年)で、輝かしい歴史と伝統を持つクラブであり、経営者として、人として成功された、多くの方々が在籍しておられるように思います。歴史を振り返ると、臨海部の工業地帯の発展とともに、市原市は千葉県内でも、最も飛躍的な発展を遂げました。工業出荷額は県内1位(県全体の30%を占める)、人口約28万人(県内6位)です。
*財政状況*
日本経済は、雇用や生産面で明るい動きも見られたが、大勢としては、景気の動向は後退局面に入りつつあると言わざるを得ない。この様な中、市原市の財政状況も更に厳しいものとなっています。平成15年度決算では、実質収支が前年度より5.4億円減少し、歳入で市税収入が39憶円の減少、歳出で社会保障関連経費の大幅な伸びがあり、経常収支比率89.9%(財政の硬直化)、平成16年度決算も更に厳しくなるのではないかと思われます。
*少子化、教育問題*
一人口問題研究所では、日本の人口は、2006年がピークでその後減少する。市原市においても28万人から減少し、27万人程度になると予測されている。子供の少ない社会は元気がでない。元気な市原を目指す、最も重要な課題であり、市原の将来を担う、市原の子供の健やかな育成が必要(市原の子供は市原で育てる)です。学力低下について校長、教頭はじめ教員との会議に出席し、精神面から強い子供を作ることで協力を求めた。これまでの取組では、親子共育事業(ブックスタート事業)、子育て4か条の作成、小学校小人数学級(35人)の導入、小学校への読書指導員の配置(朝の読書、読み聞かせ運動の実施)、スクールカウンセラー、同アシスタントの設置(全中学校)をやって参りました。
*治安維持*
平成16年度の市原市の犯罪件数は、7,823件(前年比25%減)ですが、少年犯罪の傾向は高く、市原では特に再犯率が高い。平成16年度、全県7,070件、市原署管内290件。これまでの取組はと申しますと、防犯対策への重点的な取組・平成15年度から現職県警警部を市職員に迎えたり、町会やボランティア団体との連携による夜間パトロール等の実施、交番誘致(防犯活動拠点整備)、擬似パトカー(青色回転灯装備)の配備(防犯啓発活動)を行っております。
*展 望*
地域の課題は地域で解決することが重要。市原が持つ資源を循環させることにより、地域経済の活性化を図る。当然、市民の力、地域の力が必要となるわけでして、市民とのパートナーシップによるまちづくりを行う。トップセールスの実施としては、臨海部企業30社の経営トップヘの本社訪問を行いました。本市に対する設備投資や雇用など市の活性化に積極的な姿勢が伺えた。
*総合計画*
基本構想のまちづくりの基本理念を「やすらぎと活力」とした。本市の個性である懐かしい原風景を守りつつ「やすらぎのあるふるさと」と市民との協働により築き上げる「活力のあるまち」の両方の魅力を持ったまちづくりを目指す。将来の都市像を「ともに輝く元気なふるさと・いちはら」とした。基本理念のもと、資源の保全活用と様々な人々の交流を通し、パートナーシップによる新たなまちづくりを目指し、2015年の人口30万人を目標とした。都市像の実現に向け、計画的なまちづくりを行い、土地利用、都市空間構造を「4つのゾーン」に表し、クランドデサインとして示した。又、「都市交流核」、「地域核」、「都市活動軸」、「水と緑のやすらぎ軸」をメインに、五井駅周辺を「都市交流核」と位置付け「五井駅東口構想」を策定、賑わいと交流のあるまちを目指す。市内のみならす周辺都市に対して情報、交流の発信力、求心力を高めていく。まちづくりの基本方針は、常に市民との協働を基本とし施策展開を進めることとした(「ともに」という文字)「ともに支えあうまち」 「ともに育むまち」 「ともに培うまち」「ともに創造するまち」 「ともに成長するまち」である。
*平成17年度予算*
総合計画の初年度として、都市像の「ともに輝く 元気なふるさと いちはら」に向けた第一歩を踏み出す。一般会計777億1000万円、特別企業会計589億2700万円、総予算規模1366億3700万円。前年度当初比は、一般会計6.3%減、特別企業会計2.6%減、総予算規模2.7%減(借換債を除いた実質予算額では、前年比0.1%増で、ほぼ前年並みの予算規模)
・一般会計 歳入
⇒7年連続の市税の減収〜市民税は法人関連に回復の兆しが見られ、約8憶円の増収を見込むが、固定資産税、都市計画税など大幅な減収となる(約6憶6000万円の減収)
・一般会計 歳出
⇒行財政改革を基本に、職員給与の削減など、徹底した内部管理経費の削減を行い、投資的経費に充当する。また、政策的な経費は、新実施計画を基本とした各事業に、限られた財源を重点配分した。主な事業としては、「介護支援相談員派遣事業」、「(仮称)戸田・光風台サブコミュニティ施設整備事業」、「(仮称)千種サブコミュニティ施設整備事業」、「小学校低学年少人数学級事業(2年生まで拡大)」、「新エネルギー促進事業」、「五井駅東口整備関連事業」、「商店街イベント等促進事業」、「(仮称)市原球技クランド整備事業」などである。
*その他の取り組み*
・地産地消による農林業の活性化〜生産、流通、消費の一体的な循環モデルの研究。市原ブランド、名産品の創作。例えば、市原なし、イチジク、大根、養老のめぐみ、豚肉(もち豚)、もちもちごパン、農産物のパウダー化の研究などである。
・観光振興〜地域資源を活かした個性ある観光の振興(他都市との交流)。歴史、文化、自然等の観光資源の魅力を効果的に活用し、首都圏のオアシスとして、憩いの場所となる「観光の里いちはらづくり」を進める。豊かな自然環境、ゴルフ場(33コース)、東京圏に位置する立地の良さなど。
・パートナーシップの確立〜まちづくりや行政分野への市民参画を進めるため、NPOやボランティア活動が、し易い環境づくりや、市民自ら行う事業を積極的に支援する。また、公共分野への民間活力を推進する。以上で、本日の話とさせて頂きます。御静聴、有難う御座いました。
朝倉和行様 本日は来る3月12日〜13日の「チャリティー クラシック ラリー」につき、ご協力を賜りたく、ご挨拶に参上いたしました。よろしくお願いします。
会長・幹事 上條さん(会報委員長)、IMの報告用CDを作成いただき、ありがとうございました。
会長・幹事 佐久間市長さん、議会開催中にも関わらず、ご講演くださいましてありがとうございます。
蔵内会員 亡夫との結婚記念日です。くしくもロータリーの誕生日とも一緒です。浩宮皇太子殿下の誕生日でもあります。
川内会員 野の花の家にバスを出しましたら、心付けを頂戴しましたので。
赤星会員 (ソーリーボックス)久しぶりのSAAでしたが、不慣れのためご迷惑をおかけしました。佐久間市長、朝倉様の素晴らしい話に免じてお許しを。
西村会員 先週、短い日数ですが、スペインに行って参りました。用事も少々ありましたが、とても得ることが多い旅行でした。
前々回確定 100%
本日出席者 39名
本日欠席者 14名
本日出席率 73.6%
会長 始関 信夫