2004年12月8日
第2004回例会
SAA(司会) 津留会員
会報担当  上條会員

例会場&事務局  〒299-01千葉県市原市姉崎584
 п@0436-61-2245  Mail Address:info@ichihara-rc.com
 会長  始関 信夫      副会長  加藤 利夫

  
幹事  角谷 修     副幹事  千葉 精春

    市原RC 始関会長

  我らの生業


千葉港RC(幹事) 藤田 英

潟iガタ   長田 博正



 会長 始関 信夫

三木会員が11月21日の地区大会で在会30年の表彰を受けられました。当クラブからも記念品を差し上げたいと思います。本人の希望もありまして、甘い最中を用意いたしました。
   

今日のお客様は千葉南RCの幹事をされております藤田様と、そのお友達の長田様です。長田様は当クラブへの入会候補者でもあります。

11月23日に地区の指名委員会・北原委員長より連絡が入りまして、次年度のガバナーノミニーに当クラブの白鳥会員を推薦したい旨の連絡がありました。諸々の都合があり、今年はノミニーの決定が遅れておりまして、早急にも決めて欲しいとのことでした。ご本人のご意向を伺いましたところ、クラブの皆様の了解をいただけるなら、ガバナーノミニーに推薦されることを承諾する意思のあることを確認いたしましたので、12/1の理事会に図り、全員のご快諾を頂き、12/4に急遽パスト会長会を開催して、これもまた全員のご賛同をいただいております。本日、皆さまにお計りいたしたいと思います。いかがなものでしょうか?(全員拍手にて了解) それでは白鳥会員を次期ガバナーノミニーに推薦申し上げたいと思います。

「友」の11月号に記載されておりますが、例会の「禁煙」についてお計りしたいと思います。皆様の健康を考慮に入れねばなりませんし、当クラブについても検討していきたいと考えます。食事の後に休憩時間を設けるようにして、例会中は禁煙にするということでいかがなものでしょうか? (全員拍手) ヘビースモーカーの酒枝先生、角谷幹事にも事前に了解をいただいております。

来年2/9にIMを開催しますが、市原RCがホストになっております。これから鋭意準備に入りますが、よろしくお願いします。

新入会員が続々と入会してきますが、席を共にされる方には、話しかけていただき、早くに打解けられますようお心配りをお願いします。

 角谷 幹事

千葉若潮RC 12/24例会→12/25

来週16日の忘年例会に多数のご出席をお願いします。

2/9のIMについて、近日中にプログラムを完成しますので、よろしくお願いします。

三平雑誌委員長

[横組み記事] 

・決議23-34が生まれた時代  19P

ロータリーの方針のうち重要なもので、それが生まれた時代を解説。

・日本のロータリーの活路      34P

 本年度の関東以北のカバナー五人による対談で、RIのなかでの日本の地位向上が

 取り上げられている。

[縦組み記事] 風紋 ロータリアンの人生 8P

九州で音楽振興と国際交流に尽力する末永直行氏を紹介。

綾部プログラム委員長

今日は12/8開戦記念日で、夏井、佐藤(勇)、佐藤(政)会員をパネラーとして、思い出話しをいただく予定でしたが、講師の方に不都合がありましたので、急遽地区委員をおやりの方のお話を伺うことになりました。

1/5は初窯をいただきながら、年男の方が7名おられますが、その方々の時の声をうかがいます。その他一月のプログラムを本日お配りいたしました。



地区委員に聞く @

地区「新世代のための委員会」

小池清二委員

皆さん今日は。地区新世代のための委員会委員に派遣して頂いております。今年度で4年目を迎えております。
地区の新世代のための委員会組織についてご説明致します。地区の委員会の組織図を見ていただくと委員会の構成が良くお解りに成りますが、地区新世代のための委員会は4つの小委員会がございます。
地区では2001〜02年度に委員会の組織替えを致しまして、新世代・RYLA委員会から新世代を独立した委員会に創設したのでございます。

地区新世代のための委員会には
@新世代のための委員会、
ARYLA委員会
Bインターアクト委員会、
Cローターアクト委員会の4委員会が含まれることとなりました。カウンセラーに秋元秀夫PGが就任され、4委員会をご指導されることになりました。

この委員会の再編成の意義は、古くはロータリー発祥直後からの課題である「青少年への奉仕』をより時代に即応させるためのものであると思います。青少年に物を与える奉仕は限度があることから、専門学校を作り、教育を与え経験する事から職業奉仕の概念を会得して貰い、将来の地域のリーダーを養成するよう先人が努力して参りました。
「青少年への奉仕』が16歳の高校生から30歳の青年を対象に世界中のロータリークラブが青少年の健全育成のため色々なプログラムを実施して効果を収めて参りました。

1996〜97年度R1会長ルイス・ビセンテ・ジアイ氏は「築け未来を、行動力と先見の眼で」と言うテーマを掲げ、今私たちがかってないほど急速に変化している世界に住んでいる地域の二一ズを見つけ行動して下さいと提唱致しました。規定審議会にその主旨を提出して、手続要覧の中の第8章の「青少年への奉仕」を「新世代のためのロータリー・プログラム』と替え、各ロータリアンの責務を明文化したのでございます。その責務とは、年齢30歳までの若い人すべてを含む新世代の多様な二一ズを支援するプロジェクトに着手しなさいと書かれております。

基本的な二一ズとして手続き要覧に色々記載されてありますが、今、我が国に該当するものとして抜粋しますと
健康に関する二一ズとして
・ポリオ・プラス
・児童の早期教育
・エイズ教育
人間の価値に関する二一ズ
・両親に依る指導プログラム
・世代間のプログラム
教育に関する二一ズ
・青少年交換
・職業教育
・職業実習
自己開発に関する二一ズ
・新世代のためのロータリー会議
・インターアクト・ローターアクトクラブ活動
・インターアクト・ローターアクトクラブ会員の指導者講習会
RYLA(ロータリー青少年指導者養成プログラム)

このような背景の中で、地区として何をしていけば良いのかと、年度始めに1年の計画を立てるのでございますが、私の所属している新世代のための委員会のお話をしたいと思います。

1.新世代のための委員会
0歳〜14歳の青少年に重きを置いております

(目的)

14歳以下の早い時期から感動を体験させ、後の健全育成に役立てるプログラムの実施を各クラブに提唱しております。

1.「親子三代ふれあい教室』の開催
家庭崩壊で家族の会話が15分程度と言われている中、親子又、親子三代が同じ学習をしたり、体験する事が、共通認識を持ち、後の親子の団らんに話が弾みます。会話が30分と多くなるでしょう。地区内クラブ20数クラブで色々の教室を開催されております。年間の各クラブの事業報告された業績集を毎年作り全クラブに配布しております。
市原RCでも「親子サッカー教室」の開催、「姉崎中生徒とのロータリー会議』を開催致しました。

2.「新世代のためのロータリー会議」の開催
地区で開催しても参加者が少なく、地域の各クラブの開催が一番良いのではと結論つけ、地区では開催しておりません。

3.ロータリアンの「学校への出前講座」の実施
手続き要覧の基本的二一ズの中にある、教育に関する二一ズは、職業教育、職業実習がありまして、3年前から日本ガバナー会もロータリアンの職業観を小・中学生に教えるために、学校への出前講師派遣と教員・生徒の事業所見学受入事業の提唱をしておるところです。

昨年度は各クラブにその名簿つくりをお願い致しました。今年度地区委員会では、杉木ガバナー提唱の「茂原方式の学校へのロータリー教室』開催を各クラブにお願いしている所です。「茂原方式」とは、大勢の講師が一校へ出向き、生徒に聞きたい講師の所へ行き話を聞く方式です。既に数クラブで実施しておるお話を聞いております。当クラブでも是非年度内に実施して頂きたいものです。

2.RYLA委員会  16歳〜30歳対象

RYLA=ロータリー青少年指導者養成プログラム
1971年に国際ロータリーによって公式に採用され、毎年数多くの青少年指導者を養成しています。
当地区の歩行ラリーが高く表はされており、過去27回の活動がされております。

(目的)

16歳〜30歳までの青少年男女とロータリアンが、歩行ラリーを教材として寝食を共にし、共に考え、共に苦労をし、実践研修を共に行いその経験を地域社会、職場に於いて将来リーダーとなり得る青少年を育てる事にある。
歩行ラリーで得られることは、固定観念を持たないで事実を正しく見るカを養い、問題を発見し考え、解決するカを養い、目標へ挑戦し、最後までやり抜く行動を養い、パートナートと力を合わせてやるチームワ一クの発揮、リーダーシップの発揮による達成感と感動であります。
2泊3日、立場の違う人々が寝食を共に同じ目標を持って一緒にくろうして成し遂げた参加者同士には、信頼関係が生まれるのです。この体験を各地域社会で発揮して、良き指導者と成るでしょう。皆さんの是非1回は参加して見て下さい。本年度RYLAセミナー2月25/26/27日  東金青年の家

3、インターアクト委員会
加藤庄司地区委員から説明して頂きます。

4.ローターアクト委員会  18歳〜30歳対象

(目的)

青年男女が個々の能力の開発に当たって、役立つ知識や能力を高めそれぞれの地域社会における社会的な二一ズと取り組み、親睦と奉仕活動を通じて全世界の人々の間に、より良い信頼関係を推進するための機会をロータリークラブが提供することにある。

地区14クラブ

(事業)

ローターアクト年次大会

ローターアクト指導者研修会

以上、新世代のための3委員会についてお話させて頂きました。新世代のための委員会、インターアクト委員会は委員の3年制を原則としているので、守って頂きたいと思います。



地区委員に聞く A

地区「地区情報委員会」

常泉健一委員

「ロータリー100年過去と未来」

アテネ、オリンピックの興奮さめやらないものがあります。「民族や宗教の枠を越えて参加した一万人以上の選手達にさまざまなバックグランドがあった」とマスコミは報じています。
ロータリーもまた、想像を絶する厳しい社会環境のなかで、正しい商取引を目指していた創立者ポール・ハリスが,世界に認められる職業人による倫理団体の基礎を、僅か20数年で築きあげたバックグランドには素晴らしいブレーンがいたのです。創立100年を回顧して、本日このことについてお話ししたいと思います。
1905年(明治38年,日露戦争終結)ポール・ハリスが、三人の友人に図りクラブを結成したことは皆さんご承知のとおりです。当時のアメリカ社会は混乱の極にあったと言われています。ハリスの自伝によると、当時のシカゴは、地獄もかくやと思われる程の惨憺たる暗黒の世界であった。世の中もこれ以上悪くなりようがないと言う悪徳の極で、金もうけのためなら人殺しも朝飯前で、不法侵入、不払い、計画倒産、夜逃げなど、およそ考えられる限りの悪知恵競争が繰り広げられ、自衛第一が当時のシカゴに生活する者の一番大事な心構えだったようです。
殊に新人のよそ者で身寄りのないポール・ハリスは、友人として取引の出来る仲間を誰よりも切実に求めていたと思われます。ロータリー・クラブはこういう状態の中で誕生したのです。

1907年にハリスは、会長になります。当時のアメリカ社会では数百に及ぶ結社があり、ロータリー・クラブは、当初それほど存在感のあるグループではなかったようです。しかし、1908年、ロータリーの骨格形成に重要な役割を果たした二人の人物が、シカゴ・クラブに入会しています。P。ハリスはこの二人について彼の自伝で,こう述べています。「ロータリーが発足して間もない頃の一夜、天の加護を得たというか、この運動に不滅の足跡を残した二人の人物が入会した。アーサー・シェルドンとチェスレイ・ペリーである」
本日、私が皆さんに紹介したいのは、このA・シェルドンについてです。ここで私の体験を少し話させてください。クラブ、入会時からしばらくの問、ロータリー活動について理解できない日々が続いていました。関係図書をあさったり、地区協議会にも積極的に参加し,理解しようと努めているとき、シェルドンの「奉仕の哲学」に出会ったのです。その時のことは、今でも鮮明に記憶しています。ロータリーについて、いだいていたもやもやとした印象が、いっべんに氷解しロータリー活動の全体像が見えてきたのです。これなら会に所属している価値があると思いました。

シェルドンは、彼の母校シカゴ大学が開発した「奉仕」の概念をロータリーの実践理念として導入したことで知られています。彼は、「奉仕」について、「利己と利他の調和せしむる場である」と言っています。言い換えますと、「自己中心的になりがちな心と、相手の立場になって考えることの出来る心を調和させる心の場」と言うことになります。この考え方が、商人と顧客との関係を律する重要な原則であると、「奉仕の哲学」で述べています。「不断の自己研鑽によって、奉仕の心を会得して、これを社会に適応していくために・ロータリー運動がある」と説いたのです。

ここで一寸、私の体験を…
奉仕と言えば、他の者に対する善意、慈善行為と考えていましたから、ロータリーの綱領が示している「奉仕の機会として知り合いを広める」の奉仕の意味が全く理解できないままでした。この奉仕を自己研鑽の機会と置き換えれば納得です。知り合いを広めるとは、すなわち会員相互の親睦を深めることであると理解できます。表現を変えれば、会員相互の親睦を深めながら自己研鑽に努めなさいとなり、綱領の意味がよく分かります。再度申し上げます。シェルドンの「不断の自己研鑽によって、奉仕の心を会得してこれを社会に適応していくためにロータリー運動がある」この考え方こそが、ロ一タリーの原点と言えるものです。

以上ロータリー草創期の理論的リーダーの一人、シェルドンについて紹介しましたが、先に紹介したペリー等と共にほぼ10数年の間に、世界の評価に耐えうる職業人の倫理団体としてとして確固たる奉礎が、築かれたと言われてます。次に挙げる世界大会の各種決議が、それをよく物語っています。
1911(明治44年)全米ロータリー・クラブ連合会でアーサー・シェルドンによる、「最もよく奉仕するもの、最も多く報いられる」及びフランク・コリンズにより「超我の奉仕」が発表された。
1912(大正元年)国際ロータリー・クラブ連合と改称
1915(大正4年)「全分野の職業人を対象とするロータリー倫理訓全11力条」を国際大会で議決
1921(大正10年)フレデリック・シェルドン「ロータリーの哲学」を国際大会で発表

1923(大正12年)「奉仕の実践に関する決議」23-34号セントルイス国際大会で決議
1927(昭和2年)「奉仕の四分類、(クラブ、職業、社会、国際)」を国際ロータリー理事会で決議

ロータリーが単なる慈善団体であったなら、今日の繁栄はなかったのではないか、存立の理念を疎かにしては、ロータリーの永続は不可能であると思うのです。創立100年を機会にこのことをしっかり受けとめていきたいものです。

次に私のクラブ体験から、これだけは大切にしていきたいと思っていることについて、お話しします。それは、「出会いを大切にし、深く交わる」と言うことです。これなくしては、ロータリーに在籍する意味がないと考えています。私の所属しているロータリークラブは、生涯にわたってお付き合いしたい人達ばかりです。選ばれて加入している集団の特色と言えましょう。私にとっては、現職時代より今の方がはるかに身近です。受身の付き合いではなく,積極的に相手の人間性に触れることのできるように深い付き合いをすることに心がけています。
以上、平素考えていることを申し上げ,私の本日の役を終わらせていただきます。ご静聴有難うございました。



地区委員に聞く B

地区「インターアクト委員会」

加藤庄司委員

インターアクトとは、年齢14〜18才までの青少年、または高校生のために、ロータリーが提唱する奉仕クラブで、楽しい意義ある奉仕プロジェクトに参加する機会を青少年に与えるものです。

インターアクターは新しい友人を作りながら、指導者としての技能と積極的な行動力を習得する所です。インターアクターはRIとロータリー財団の各種援助源を利用することができます。
RIはインターアクトクラブを発展させるために管理運営面で支援しております。

1959〜60年、ハロルド・T・トーマスRI会長は世界各地を訪問し、ロータリークラブが青少年奉仕を開発する力を充分に発揮していないと、強い感情を多くのロータリアンが抱いていることに気付きました。1960年にトーマス会長は、この問題を検討するために5名のロータリアンからなる委員会を発足させました。その2年後に米国フロリダ州メルボルンのメルボルン高校に23名の生徒が集まり、最初のインターアクトクラブが結成されました。インターアクトという言葉はインターナショナルアクション(国際的活動)を意味しております。今日では世界の約110ヵ国に8700ものクラブを有し、その若い会員の数は20万人を超えており、インターアクトは真に国際的な現象となり、世界各地で青少年がさまざまなIA奉仕活動を通じて国際理解と親睦の輪を広げております。

ちなみに2790地区インターアクトは18校あります。会員数は220名で、生徒は積極的に活動しております。


常泉・小池・加藤(庄)会員:本日、地区委員出向の3名の話しを聞いていただいて、ありがとうございます。

三木会員:30年在会、etc」で表彰されました。早いものです。

川内会員:幹事より「ポールハリスにカネを出せ」とご下命が下りました。せちがらい師走の折、泣く泣く承諾しました。

会長・幹事:藤田さん、ご多忙の中を新会員候補・長田さんとお起しくださいまして、感謝申し上げます。長田さんには是非ご入会されますよう、クラブ会員一同心待ちにしております。




前々回      85.1%

本日出席者数  39人

本日欠席者数  12人

本日出席率   74.5%

 会長 始関 信夫