2006/2007 WEEKLY BULLETIN

2006年8月23日

第2085回例会

●SAA(司会) 斎藤会員 / ●会報担当 常澄会員

点鐘 市原RC会長 津留起夫
ソング 手に手つないで
お客様 日本経済新聞社 千葉支局長 小松 潔様

日本経済新聞社東京編集局国際部編集委員 春原 剛様
   〃   千葉支局長 小松 潔様

会長挨拶

市原RC会長 津留起夫

市原RC会長 津留起夫

 2週間ぶりのご無沙汰でした。残暑お見舞い申し上げます。本日のお客様は、卓話をしていただきます日本経済新聞社編集局編集委員 春原(すのはら)剛様と同社千葉支局長 小松 潔様です。ようこそおいで下さいました。
 甲子園の決勝戦は、力を出し切った戦いだったと思います。今年の夏の高校野球は、大量得点を許しまたそれを跳ね返す。いつもと違った試合運びで観戦する側は大変面白く感じました。「一投一打一走一守」。一個の白球を追いかけ無我夢中で野球に没頭するその真摯な姿に、私たちは感動しまた学ぶべきところとも多いかと思います。他方、選手の地域性が失われ甲子園で勝つ為の選手を全国から集める。優勝することによって学校経営の安定化を計る。いわゆるスポーツ野球を広告野球にしている一面があります。経営側の打算とグランドで真剣にボールを追う子ども達を見るにつけ矛盾を感じるのは私だけでしょうか。
私達は、商業慣行や商業道徳など古くから「商人道」として道徳基準が息づいて来きたことを知っております。昨年の秋、九州の小倉にあります衛生器具・容器メーカーの「TOTO」の工場へ視察に行く機会がありました。会議室に「利益は実体の影である。追えば追うほど逃げて行く。実体とは、お客様でありサービスである。実体のないところに影は出来ない。」と言うような趣旨の創業者遺訓が掲げてありました。また、古くは、住友家の家訓第2条に「我住友の営業は、時勢の変遷理財の得失を計り、弛張興廃(しちょうこうはい)することあるべしと雖(いえど)も苟(いやしく)も浮利に趨(はし)り軽進すべからず。」など有名であります。
 しかし、ここ数年この日本が拝金主義に陥ったときから「商人道」は、残念ながら窒息しています。それに従って、大企業はリストラに走り、家庭が機能しなくなり地域が荒廃していることは、メディアをにぎやかす陰惨な事件をみれば分かります。勝ち組と負け組みの2極化が進む市場最上主義が21世紀の経済の宿命であるとすれば尚一層私達は、道徳基準の励行に努めなくてはなりません。
会社は公器です。利潤を追求しなくてはならない宿命を背負っています。だからと言って、法律さえ犯さなければ何をしても良いなどとは、ロータリアンの皆様は毛の先ほどにも思っては居られないはずです。我々は次のように理解しなければなりません。「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」。この理念を基にした道徳基準をフィルターとして、職業奉仕を実践した結果出された利潤でなくてはロータリアンは満足してはならないということを。 

幹事報告

・ペタリングジャヤ派遣交換留学生8月16日出発 現地で元気に過ごしているとの事  8月26日帰国予定
・GPナビゲーター慈善団体よりロータリー財団が4星の評価を頂く
・市原ロータリークラブ事務所変更
 五井グランドホテル 市原市五井5584-1 TEL.0438-38-3535
・ガバナー事務所  
 2005〜2006年度地区大会寄付者名簿の訂正について

本日の
プログラム
 未入稿
ニコニコ・
ソーリー

・川内会員
懲りもせず「千葉ヘリコプタークラブ」を立ち上げました。9月3日の日曜日に発足。第1回目の飛び会をやります。
今週の土曜日にシティライフに広告を出しましたので、どうぞ。
・高野会員
前回は人の体にとり水と塩が大切なことを話したかったのですが、纏まりのない説明になり申し訳ありません。
会報に要約を載せていただけると思いますので一読いただければ幸いです。

出席報告

前々回確定 83.7%  本日出席者 36名
本日欠席者 13名   本日出席率 73.5%