2006/2007 WEEKLY BULLETIN

2006年8月9日

第2084回例会

●SAA(司会) 斎藤会員 / ●会報担当 菊地会員

点鐘 市原RC会長 津留起夫
ソング 我等の生業
お客様 直前地区幹事長 浜名賢一様(船橋南RC)

直前地区幹事長 浜名賢一様(船橋南RC)

 皆さん、こんにちは本日は山中直前ガバナーより、山崎直前ガバナー補佐に感謝状を持って参りました。また山中年度では市原RCの皆様には大変お世話になりました。白鳥年度の成功と地区大会の成功をご祈念申し上げます。

会長挨拶 市原RC会長 津留起夫

市原RC会長 津留起夫

 本日のお客様は、直前地区幹事長・船橋南RCの浜名賢一様です。足元が悪い中ようこそおいでくださいました。ごゆっくりとお過ごしください。
 先週金曜日、地区の国際奉仕委員会セミナーが幕張マンハッタンホテルで開催され、篠田さんと私の2名が参加しました。青少年交換とWCSの両事業についてのセミナーでした。年々青少年交換学生数が少なくなっていること、WCSでは永年フィリピンへの支援が続いていましたが、今年度よりスリカンカへも活動を広げるべく調査を開始する旨報告がありました。また、地区WCS活動20周年記念誌が配布されました。休憩後に今までのフィリピンへの支援について現在どのようになっているのかを確認をしたスライドが映されました。その後、分区単位のデスカッションが行われ千葉北RC会長の永鳥さんが発表されました。テーブルデスカッションの話し合いの中、ある会員が「貧困にあえいでいる地区への支援は結構だが、本来的にはその国が行うべきことと思う。そのように考えるとロータリーの支援活動に矛盾を感じる。」との発言がありました。
 今月の月間テーマは「会員増強及び拡大月間」であります。地区のクラブ数が2クラブ減少し、今年度の地区会員数が3000人を割るか割らないかがセミナーでの話題になっております。会員の高齢化や経済状況の悪化、クラブ内部のトラブルなど原因は多岐に渡っています。しかし、会員増強がままならない最大の原因は、会員がその気になっていないことなのです。必要性を感じていないことなのです。市原ロータリークラブは、現在49名例会に出席される会員は約40名、これが10名減少しても「多少寂しくなったな」と思うのか「これは大変だ」と思うのかの差だと思います。本日の卓話で「会員増強」について角谷会長エレクトからお話がされますのでそれに譲ります。 
 さて、紙業界・アパレル業界が敵対的買収ということで騒がれております。わが国にも米国の市場主義経済が巷に浸透してきた感があります。ポール・ハリスが生きた当時の米国は、市場主義経済の象徴「弱肉強食」の真っ只中にあり、それがゆえにロータリーは必然的に創られたであります。従って、今日の敵対的買収はロータリーの土壌からは生まれ得ないのであります。

幹事報告

・先日、行われましたご婦人の昼食会には多くの奥様方にお集まりいただきありがとうございました。
 次回は9月5日を予定しております。ご参加ご協力よろしくお願いします。
・ロータリー財団セミナーが開催されます。参加希望の方はお知らせください。
 8月27日(日)午後1時30分〜 ホテルニューオータニ幕張 
・大多喜RCクラブのホームページができました。ご覧ください。http://www.otaki-rc.jp

委員会報告

・クラブ奉仕委員会 斎藤委員長
 8月23日例会のプログラムが決定しました。

感謝状の贈呈 記念品の贈呈
卓話

今後の会員増強はいかにあるべきか 角谷会員

角谷会員

夏を乗り切る健康法 高野会員

高野会員

 熱中症になりやすい時期です。人体と水と塩についての話を少しさせていただきます。
人の生命は臓器を構成する細胞の活動で維持され、その細胞活動は主として水と塩より成る細胞外液という環塊があってのみ可能です。この細胞外液の塩分濃度は約7g/1リットルで、その電解質(ミネラル)の組成は、原始時代の海とほぼ同じとされ、人類の発生は海にあると想像されています。
 腎臓の働きで、老廃物の排泄は良く識られておりますが、生命の営みに大切な水と塩をリザーブする働きも大変重要な働きです。尿として必要な最小の水分量は、最大に濃縮された場合は、1日500ccですみますし、また塩が摂取できない状態では尿への塩分排泄は3日間で0になります。海から陸に上がり、水分や塩分が自由に摂れなくなった人の祖先にとり非常に大切ことでした。昔、生きたまま、墓に入り成仏された方々も塩と水で、かなり長期に生存されたとのことです。
 熱中症は発汗による主として水分を失う脱水症で、嘔吐や下痢では水分と塩も失います。脱水症の治療法として、経口的に塩分と水分を糖分とともに摂る方法が注目されています。世界的みればアフリカを中心として脱水症による乳幼児の死亡が年間1600万とも、日に4万人ともいわれ、ORS(経口補水塩)をその有効な治療法として、WHOやユニセフが広めようとしています。その造り方は簡単です。水500ccに砂糖20g(スティックのシュガー2本)、塩1つまみ(約1.5g)と溶かせば出来上がりです。数円のコストで多くの脱水症の乳幼児を助けられるとキャンペ一ンを行っており、スマトラ沖地震でも被災地で使用されたようです。(ロータリー活動でも協力できる?)
 経口による脱水症の治療としては、古くより日本で行われている、重湯に塩(梅干しも良し〉、味噌汁とお粥も塩分や水分の腸での吸収にバランスの良い取り合わせです。汗の塩分の濃度は少量の発汗では、約1g/リットルぐらいですが、大量に発汗する場合は、下痢便と同じくらいの約3g〜4g/リットルに濃くなるといわれており、マラソン等では適切な補給がないと塩分欠乏の脱水症になるようです。古くより大量に発汗する仕事では、塩を舐めて水を摂っているようですが、理にかなった方法です。腸での吸収の面から少し糖分があった方がいいということは、ORSと同じです。
ポカリスエットは糖分が多く、全体の濃度も高いため水分や塩分の吸収は必ずしもよくないといわれています。子供さんが脱水症にならないよう水分を充分に摂りなさいというと、ポカリスエットでいいですかと返事するお母さんが多いのですが考えものです。
 塩は最高の調味料とされており、また一番美味しいお澄ましや味噌汁の塩味は、生理食塩水の濃度(9g/リットルのであると、ある有名な料理家が話すのを聞いたことがあります。生理食塩水は細胞外液に準じたもので、血液も細胞外液の1つです。血を吸うというドラキュラも美食家であったのでしょうか?ちなみにラーメンスープの塩分は約14g/リットルです。最高の調味料も摂りすぎは良くないことは明らかです。

ニコニコ・
ソーリー

・浜名賢一様
 本日はありがとうございます。
・山崎会員
 高野さん、私のお願いを聞いていただきサンキュー!
・上條会員
 羽良さん、ロータリアン部会の写真ありがとう
・蔵内会員
 姉崎CCクラブ対抗でチーム優勝できました。本日も過日行われた南法人会でのチーム優勝の賞金をいただきました。
 ありがとうございます。
・西村・羽良会員
 昨日、奥様方と昼食会をもちました。大勢の方がご参加くださり大変楽しい一時でした。
 次回9月5日もどうぞよろしくお願いします。
・高野会員
 下手な話にお付き合いいただき感謝します。
 ソーリーBOXの方が適切かと思いましたが山崎様の指示にてニコニコとしました。
・小池会員
 直前地区幹事長の浜名様の来会と平素の大変なるご指導に感謝して! 

出席報告

前々回確定 100% 本日出席者 43名
本日欠席者 6名   本日出席率 87.8%

点鐘

市原RC会長 津留起夫