核開発も無視は出来ないが核兵器開発の能力はない。アメリカに対抗する力にはならないだが使用法をによっては効果は出てくる。日本全体が軍事知識に乏しく、開発をほのめかして心理戦を仕掛けられている。太平洋戦争後 核兵器はどう役立ったのか?広島、長崎に投下された原爆は2種類あって、広島は核分裂型、長崎は核融合型である。アメリカはこれら核兵器のテストに投下したのではないか。
その後、1950年に始まる朝鮮戦争でも核使用を検討したが、核を使用すればアメリカの評価は低下し、外交的に不利になるとの結論となった。結局、核は使えない、効果が少ないということになる。以後の、世界の情勢を見ると核は戦争の抑止には役立たないということになる、ベトナム戦争、第4次中東戦争も同様である。昨年末の日高レポートによれば、キッシンジャー氏は北朝鮮は東京、大阪を核ミサイル攻撃するかという質問に対して「否」としている。それは報復攻撃を受け、国際的評価が悪化し、日本を敵に回すことになる。
朝鮮半島での核兵器の使用について、停戦ライン付近の地下トンネルの破壊、港湾施設の破壊、放射性物質の拡散による人心の混乱をねらった物に限定される。小型のスーツケース爆弾もあるが、取り扱いが難しく訓練を受けた軍人ならともかくテロリストでは管理できない。北朝鮮に対して核攻撃をした場合、平壌を攻撃すれば偏西風によって死の灰が韓国、日本に流れてくる。では現実的には何が問題になるか?麻薬の密輸、工作員の侵入、拉致、偽札などを考えるべきであろう。更には電子戦部隊によるIT社会の無力化が上げられる。日本は如何に防衛するか、北の特殊部隊を沖縄、壱岐、日本海側で防衛する。防衛は総合的でなければならない。日本は地形的に守りにくい、防衛線が長いというマイナス面がある。現状では、日本の防衛能力は低い、戦力不足、警察力、自衛隊の増強が必要となる。孫子の兵法に曰わくような専守防衛では無理である。北朝鮮は第3世界との協力を無視できない。

質疑
中国、ロシア、北朝鮮の関係は?
中国は自国を守るため戦略的地理関係から北を支えるであろう

日本ー北朝鮮が戦えば
日本には戦力を統率するシステムがない、戦力を有効に使えない。
http://www004.upp.so-net.ne.jp/weapon/


6.ニコニコボックス

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 加藤会長〜佐藤勇さんから為書を頂きました、書は「温故知新」心してがんばります。

7.出席報告

*会員総数  :48名
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本日出席者:35名
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本日欠席者:12名
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本日出席率:74.5%
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前々回出席率:64.6%

8.点鐘 会長・加藤 庄司