何時どちらが先に死ぬだろうか?特に私が遺されたら惨めだというのが、家内の言い分です。
 13年ほど前の事ですが家内が中期癌と診断されて手術を受けたことがありました。2回の入院で延べ90日の独り暮らしを強いられましたが家事を一切やったことがない私は困った果て娘に再婚の話しを持ち掛けたところ、大変な反撃を喰ったものでした。まだ生きているのに、何と言うことだ!と言う始末(会場笑)
 先日元NHKのお天気博士の倉島厚さんの本を読みましたが、奥さんに亡くなられてノイローゼになり挙げ句の果ては自殺をし損ない、入院生活の羽目に至ったことが淡々と述懐されていました。私はもう再婚は叶わない年ですから(会場笑)、そうなったら本当に困るだろうなと思います。今頃になって家内への感謝 の気持ちが起き始めているこのごろです。

A企業の行く末と心配〜

6年前にバトンタッチして気楽な身分ですが、でも心配は尽きません。何しろ大変な産 業革命の中で日本丸の行き先も見えない中ですから当社の将来構想は描けません。 人口構成の変化に少子化、住宅の充足、中国への工場移転が挙げられます。 今全業の80%は赤字だと云われています。産業が尻すぼみになる中、選択肢は次の 3ッです。
イ.自主廃業する
ロ.後継者を作りバトンタッチを円滑に行う。
ハ.企業を 身売りする。
いづれにも難しいハードルがありますが赤字を4〜5期連続で出したら企業は人に迷惑を掛けて潰れるしか道はありません。年とって、頭の痛い問題がまだまだ続きます。

B斉藤健著の歴史書を読む。〜

日露戦争で輝かしい勝利を収めた日本(1905年)が40年後の大東亜戦争でどうして敗北したのか。その間の出来事の満州事変け931年)から日中戦争にいたる経緯と反省、そして敗 戦の原点をノモンハン事変(1939年)に遡って求める筆者の洞察力には頭の下がる思いがします。

しかし氏の本当の狙いは20世紀のバブルで高揚してしまった日本人が、21世紀の当初の今、デフレに坤吟する姿を日露戦争と大東亜戦争になぞらえて反省を促しているのです。
 しかしながら氏は通産省の中枢にいて政策の立案に携わっている若手官僚ですから攻治家、官僚組織の矛盾までに筆を伸ばすのは揮れます。日本は何 処に行くのか、自分の企業に照らし合わせて興味深く読んでおります。丁度、時間となったようです。ありがとうございました。

7.結婚・誕生祝い

誕生祝い
 赤星会員
 角谷会員
 菊池会員
 綾部会員
 津島会員
 白鳥会員
 三平会員

結婚祝い
 小池会員 
 清水会員 
 山田会員

8.ニコニコボックス

*夏井祐輔・会員〜ご寄付いただいた斉藤健著「転落の歴史に何を見るか」の売上げ代金をスマイル!

9.出席報告

*会員総数  :49名
*本日出席者:35名
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本日欠席者:14名
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本日出席率:71.4%
*
前々回出席率:74.3%

10.点鐘 川島 智・会長